もののはじめblog

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必ずコメントに参ります by iina

水面に月

2006年08月02日 | 歴史
人が悟りを得るということは、水に月が宿るようなものだ。月は濡れず、水は破れない。月は広く大きな光で、小さな水にも宿り、月の全体も宇宙全体も、草の露にも宿り、一滴の水にも宿る。悟りが人を破らないことは、月が水に穴をあけないことと同じだ。人が悟りのさまたげにならないことは、一滴の露が天の月を映すさまたげにならないことと同じことだ。[『正法眼蔵』道元襌師(越前に永平寺・曹洞宗を建立) 千枚田という棚田 . . . 本文を読む
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