山形県置賜地方は、山形県の最も南に位置する。上の黄色で表した部分が置賜地方で、3市5町がある。
例えば山形県東置賜郡高畠町。この場合には「おきたまぐん」と読む。しかし、米沢市にある奥羽線の置賜駅、これは「おいたまえき」と読む。
東側は奥羽山系の栗子峠を越えると福島県、高畠の二宿峠を越えると宮城県。南側は吾妻山系で福島県と接している。南西側は万年雪に覆われる飯豊山系。
置賜郡の初見は続日本記(712年)に陸奥国置賜郡の表記がみられる。この頃に陸奥国だったのが、712年に越後国出羽郡が出羽国に昇格し716年に置賜郡と最上郡が陸奥国から出羽国に移管された。優嗜曇(うきたむ)は927年に施行された延喜式の命の中で地名は縁起の良い二文字の漢字にせよを受け『置賜』に改名。
そもそも、置賜は「おきかわる」という意味で、原意は「浮溜ま(うきたま)」で湿地のこと。日本書紀には「うきたむ」と書かれていた。その他、「おいたむ」「おいたま」「をくたん」「おいたみ」など文献によって読みが違い、大きく分けると置賜郡は、古代から中世は置賜(おいたみ)、以後は「おきたま」読みになる。
盆地のため一日の寒暖差が大きい。冬は、日本海からの季節風の影響で豪雪地帯として知られる。高地を利用した放牧畜産が盛んで、米沢牛が有名である。
高畠町
高畠町は、人口24,000人(平成29年)ほど。現在のような高畠町が形成されたのは1955年(昭和30年)4月。
高畠町は“まほろばの里”。“まほろば”とは、古事記などに出てくる“まほら”という古語に由来し、「丘・山に囲まれた稔り豊かな住みよい所」という意味。
高畠町は歴史の町。高畠町にはたくさんの古墳(その数200以上)がある。歴史公園には、縄文時代の住居が復元された。
高畠町には、ラフランスをはじめ、まつたけ、ぶどう、さくらんぼ、地酒など美味しいものが豊富にある。
いままでにした高畠関連を一覧にしてみた。 (注)一行に三列を並べたので見やすく表示ください。
直木賞受賞した戸川幸雄著「高安犬物語」は「犬の宮」がモデル。 12月21日の読売新聞に記載された記事に触発されてブログにした。
例えば山形県東置賜郡高畠町。この場合には「おきたまぐん」と読む。しかし、米沢市にある奥羽線の置賜駅、これは「おいたまえき」と読む。
東側は奥羽山系の栗子峠を越えると福島県、高畠の二宿峠を越えると宮城県。南側は吾妻山系で福島県と接している。南西側は万年雪に覆われる飯豊山系。
置賜郡の初見は続日本記(712年)に陸奥国置賜郡の表記がみられる。この頃に陸奥国だったのが、712年に越後国出羽郡が出羽国に昇格し716年に置賜郡と最上郡が陸奥国から出羽国に移管された。優嗜曇(うきたむ)は927年に施行された延喜式の命の中で地名は縁起の良い二文字の漢字にせよを受け『置賜』に改名。
そもそも、置賜は「おきかわる」という意味で、原意は「浮溜ま(うきたま)」で湿地のこと。日本書紀には「うきたむ」と書かれていた。その他、「おいたむ」「おいたま」「をくたん」「おいたみ」など文献によって読みが違い、大きく分けると置賜郡は、古代から中世は置賜(おいたみ)、以後は「おきたま」読みになる。
盆地のため一日の寒暖差が大きい。冬は、日本海からの季節風の影響で豪雪地帯として知られる。高地を利用した放牧畜産が盛んで、米沢牛が有名である。
高畠町
高畠町は、人口24,000人(平成29年)ほど。現在のような高畠町が形成されたのは1955年(昭和30年)4月。
高畠町は“まほろばの里”。“まほろば”とは、古事記などに出てくる“まほら”という古語に由来し、「丘・山に囲まれた稔り豊かな住みよい所」という意味。
高畠町は歴史の町。高畠町にはたくさんの古墳(その数200以上)がある。歴史公園には、縄文時代の住居が復元された。
高畠町には、ラフランスをはじめ、まつたけ、ぶどう、さくらんぼ、地酒など美味しいものが豊富にある。
いままでにした高畠関連を一覧にしてみた。 (注)一行に三列を並べたので見やすく表示ください。
最上川こいのぼり 天満神社の桜 亀岡文殊堂 安久津古墳群 安久津八幡 観音岩 大立洞窟 五百羅漢と赤湯 | 大日如来石仏 高畑城堀跡 伊達政宗の古里 政宗の墓と日向洞窟 原田甲斐の古里 あやめ公園 熊野大社 牡丹姫伝説 犬の宮と猫の宮 | カッパの河太郎伝説 瓜割石庭公園 烏帽子山八幡宮 雪吊り りんごと板蕎麦 十割蕎麦 鯉の甘煮 十割蕎麦と赤湯温泉 |
「おきたま」といったり「おいたま」といったりして、地方特有の読み方です。部外者は、読めません。(^_^;)
歴史深い高畠なのですね。✍
伊達政宗の古里であり、直江兼続がおさめた地でもありました。
家族は、日がえり湯につかってますが、当方は未だです。隣駅の赤湯には数え切れぬほど入りました。
山形牛の焼肉がケッコウでした。
30年前に義母に連れて行ってもらった観音岩ですが、去年はたどり着けずに、今年は慶昌寺の住所をナビしてたどり着けました。
この機会に高畠町をまとめてみました。見逃しがありましたら、教えてください。
* niijuku2010さんのブログアドレスをコメント上に置きました。
「犬は三日の恩を三年忘れず、猫は三年の恩を三日で忘れる」という諺がありますが、正に諺の通りですね。
各地に忠犬の言い伝えがありますね。
私の地元、泉佐野には犬鳴伝説があります。
「伝説」
宇多天皇の御代、紀州の猟師がこの山域で狩りをしていた際、突然連れていた犬が激しく鳴きだし、結果猟師が射ようとしていた鹿が逃げてしまった。
怒った猟師は犬の首をはねたのだが、その首はそれでも飛び跳ね、今まさに猟師に襲いかかろうと狙っていた大蛇に噛み付いた。
犬は、主人が大蛇に狙われていることを知って鳴いていたのであった。
愛犬に救われたと気付いた猟師は、これを悔いて七宝滝寺の僧となって愛犬を供養した。
高畠の「犬の宮」と「猫の宮」は、ペット好きのための新しい神社とは思いきや、伝説に基づいたしっかりとした神社でした。
「降る雪や 明治は遠く なりにけり」
いまは、まさに「コロナ禍に 昭和は遠く なりにけり」ですね。