映画『硫黄島からの手紙』は、はじめ上のタイトルのようになるらしかった。
『最初、題名は「Red Sun Black Sand」でした。確かに英語的な響きは良いのですが、この映画が、少ない生存者しか残せなった硫黄島で手紙だけが、物語を語る術だった、そういった意味で『硫黄島からの手紙』というタイトルになるべくしてなったんだと思います。(談:渡辺謙)』
クリントイーストウッドは、日本軍が絶望的な硫黄島決戦に突入した理由が理解できなかったという。その意義を一つの切口で見せ、シンプルで分かりやすかった。
不条理な挿話もある。
そして、どこにでもいるのが、理不尽な鬼軍曹。
弱い立場の者に、目標達成を錦の御旗に掲げ、その意を遂行するためあたかも自分が正義であるかのように部下に居丈顔に振舞う上司が・・・。
当人は、任務追行しかみえず、目先の詰まらぬことを糾弾し、強権を発動して意のままに動かそうとする。虎の威を借りるばかりで、人の心を読まぬ鬼が・・・。
テレビで、生き残り日本兵がインタビューに答えて・・・
「死骸に埋もれていたところを助け出されました。
呆然として捕虜生活を送っていました。
そのとき、アメリカ通訳が、
日本に帰って、国の復興のためにがんばればいいじゃないか。」
と、励まされて立ち直ったと話していた。
渡辺謙は存在感があって、二宮和也が自然体で好かったし、また救われた。
硫黄島の戦い
1945年2月19日にアメリカ海兵隊の上陸が開始され、3月26日に日本軍の組織的戦闘は終結した。日本軍は20,933名の守備兵力のうち20,129名が戦死した。アメリカ軍は戦死6,821名、戦傷21,865名の損害を受けた。太平洋戦争後期の島嶼防衛戦において、アメリカ軍地上部隊の損害が日本軍の損害を上回った唯一の戦闘であった。
参照:フリー百科事典『ウィキペディア』より
*iinaのおすすめ映画*
『最初、題名は「Red Sun Black Sand」でした。確かに英語的な響きは良いのですが、この映画が、少ない生存者しか残せなった硫黄島で手紙だけが、物語を語る術だった、そういった意味で『硫黄島からの手紙』というタイトルになるべくしてなったんだと思います。(談:渡辺謙)』
クリントイーストウッドは、日本軍が絶望的な硫黄島決戦に突入した理由が理解できなかったという。その意義を一つの切口で見せ、シンプルで分かりやすかった。
不条理な挿話もある。
そして、どこにでもいるのが、理不尽な鬼軍曹。
弱い立場の者に、目標達成を錦の御旗に掲げ、その意を遂行するためあたかも自分が正義であるかのように部下に居丈顔に振舞う上司が・・・。
当人は、任務追行しかみえず、目先の詰まらぬことを糾弾し、強権を発動して意のままに動かそうとする。虎の威を借りるばかりで、人の心を読まぬ鬼が・・・。
テレビで、生き残り日本兵がインタビューに答えて・・・
「死骸に埋もれていたところを助け出されました。
呆然として捕虜生活を送っていました。
そのとき、アメリカ通訳が、
日本に帰って、国の復興のためにがんばればいいじゃないか。」
と、励まされて立ち直ったと話していた。
渡辺謙は存在感があって、二宮和也が自然体で好かったし、また救われた。
硫黄島の戦い
1945年2月19日にアメリカ海兵隊の上陸が開始され、3月26日に日本軍の組織的戦闘は終結した。日本軍は20,933名の守備兵力のうち20,129名が戦死した。アメリカ軍は戦死6,821名、戦傷21,865名の損害を受けた。太平洋戦争後期の島嶼防衛戦において、アメリカ軍地上部隊の損害が日本軍の損害を上回った唯一の戦闘であった。
参照:フリー百科事典『ウィキペディア』より
*iinaのおすすめ映画*
でも、戦争の映画はやはり観ていてつらいです。
あれが現実なのは十分わかりますがあまりに生々しくて目をそむけてしまいます。
結局、感動より人が亡くなっていくシーンが印象に残った私でした。
PS 謙さんもだけど伊原剛さんもカッコ良かったですよね♪
iinaも横浜勤務したので、氷川丸は景色の一部になってましたね。
でも、100歳まで頑張って欲しく、沈まぬように補修とか。
公開は中止にして、いままで通り山下公園に停泊するようです。
ニュースで聴きました。
『硫黄島からの手紙』は、設定についてはいろいろ捕らえ方があるでしょうが、それぞれの人間模様に着目したためか分かりやすい展開でした。
(マガジンひとり)さん へ
パン屋の二宮和也がいい味を出していましたね。
クリント・イーストウッド監督が着目して、出演場面を多くしたという裏話があるようです。
日本軍はほとんど玉砕と聞いていたし、実際映画も実践さながらの残酷さですが、彼の存在に救いをみました。
(かづりん)さん へ
X'masプレートをさんきゅーです。
たくさんつくりましたね。
iinaも掲示板に、一日遅れて投稿しました。
三日月をシャター1/100で撮れるとは、デジカメは高性能ですね、
殊に夜景は難しいです。
(morris)さん へ
いつも画像掲示板に投稿をありがとうございます。
この「五重塔とイチョウ」は、自分ながら巧く撮れました。
どの程度を(morris)さん家にお持込みしたのか調べて、未投稿分をアップしますね。
乞、期待 !
どうしても見たいものはDVDを借りてみたりはします。戦争映画は苦手です。すぐに感動して涙が出てしまいますからね。
やはりあちらの映画でしょうから、こちらから見たら、おかしい部分もあるでしょうね。哀しい戦争の記録になりますか。
ちょっと早いですが、iinaさん、良いお年をお迎え下さいね。そして、来年も宜しくお願いします。
ふるさと山形出身の藤沢周平の映画 武士の一分見たいと思ってます
庄内弁もでてくると聞いてます
これは見てないでしょう
映画館で居眠りとは、ずいぶん贅沢な睡眠でしたね。
テレビも、先日の「ロードオブザリング」はNHK・BSで同時に2と3で遣りましたが、
3の方は画像がきめ細かく遠い所も鮮明に映ってました。
でも、やはり映画は、大スクリーンで観ると迫力がいいですよ。
>すぐに感動して涙が出てしまいますからね。
心身には感動するのが大事だそうですから、そんなドラマを観ると長生きできますよ。
>ちょっと早いですが、良いお年をお迎え下さいね。
ありがとうございます。
来る年も よろしくお付き合いをお願いします。
(たなちゃん)へ
よく見かける街道の景色ですね。
それにしても今日は暖かすぎて師走らしくないです。
天皇誕生日に皇居に参賀してお祝いしてきたのですか。
混んでますね。
映画「武士の一分」はまだ観ていませんが、観たいiina~。
山田洋二は藤沢周平から題材をとっていますね、丁度
黒沢明が山本周五郎から採用していたように・・・。
周五郎作品は、感動物が多く好きですよ。
本タイトルも、これで「今年のiinaベスト」に加わる基準に達しました。
長江将史 さん へ
コメント ( 35 ) | Trackback ( 189 )とは、ずいぶん賑わっていますね。
出演者たちのことは、まったく予備知識なしで見ましたが、色眼鏡でみている長江さんと違って、頼り頼りなげなパン屋の二宮和也がよかった。
本作は、全般的にセリフで説明するというより、演技ないし場というか情況で観せた感あり、好感もちました。
(小さなちびくま日記) さん へ
ことしも残りわずかです。
ことしを振り返る年の瀬ですね。
iinaは、13本観ましたよ。
感想は、iinaもリストにしています。
『M:i:Ⅲ』 のド派手なアクションがよかったなぁ。
それに、「カーズ」もiina~
「硫黄島からの手紙」でした。
日本の近代史、もっと知るべきだな。と思いました。
でも、まったくの娯楽映画も大好きなので
次は何本か楽しいのを観たいです。
そのくらいズシッとくる作品でした。
とりあえず、「大奥」「どろろ」
「マリーアントワネット」あたり…
ん?なんだか時代劇ばっかですね(笑
2007年のことしは、007が2本公開されるか、
「007は二度死ぬ」がリメークされるね。きっと?
ことしの映画はじめは、邦画でした。
「武士の一分」はあらかじめ泣かされると提示されていて、
そのとおりになりました。
1億総玉砕が、戦後に一転して1億総懺悔になり、
その後、1億総白痴化といわれた時代がありました。
日本人は、極端に走るので自制する必要があります。
戦争映画が苦手で『父親たちの~』も未見ですが、この映画はどうしても観たくなり勇気を出して観に行きました。
あまりにも心に突き刺さり、硫黄島や他の場所での戦いに目を向けようと思い、『散るぞ悲しき』等の本を読んだりしています。
渡辺謙、二宮君ら、役者さんの演技も素晴らしかったですね。