
25日、五箇山・平村上梨の白山宮境内で始まった。きょうまで。
こきりこは、約1400年前から田楽として歌われてきたとされる。祭りでは、境内の特設舞台で、編み笠に狩衣(かりぎぬ)姿の男性が、短冊形の薄い板108枚を編んだ楽器「ささら」の両端を持ち、「ジャッ、ジャッ」と鳴らしながら踊りを披露した。訪れた観光客らは、郷愁漂う歌声や伝統楽器の音色に合わせ、踊り手が巧みにささらを鳴らすのを心ゆくまで堪能していた。
舞台競演会には、日本南京玉すだれ協会(神戸市)のメンバーが特別出演した。
10年ほどむかし、仕事を終えたiinaがひとり、この祭をめざして夜道を車で走らせたときの話。
雨降る暗闇を庄川に沿って山奥に向かうと、車の燃料タンクのメモリが赤く点滅し始めた。どうにも心細くもあり、平家の落人の怨念がとり憑いたように感じたものの、よく考えれば山と谷を畦って走っているから、車の登り下りにあわせてガソリン残量が少なくなったので点いたり点かなかったりしているのでした。
試聴
♪窓のさんさもデデレコデン はれのさんさもデデレコデン♪
こきりこの竹は七寸五分じゃ 長は袖のかなかいじゃ
踊りたか踊れ 泣く子をいくせ ささらは 窓のもとにある
向かいの山を担ずことすれば 荷縄が切れて担づかれぬ
向の山に啼く鵯(ひよどり)は 啼いては下がり啼いては上がり
朝草刈りの目をさます月見て歌う放下(ほうか)のコキリコ
竹の夜声の澄みわたる
意【こきりこの竹は23cmの長さである。
それより長いと袖に引っかかってじゃまになる。
踊りたければ踊りなさい。泣く子はよこしなさい。
ささらは、窓のところにある。(それをもって踊りなさい。)
向かいの山を荷縄でしばって担ごうとすれば
荷縄が切れて担ぐことができない。
向こうの山でなくひよどりは、
ないては上がったり下がったりして、
朝草を刈る人々の目を覚ましてくれる。
月夜に歌う大道芸人のこきりこ節は、竹の音とともに夜空に澄みわたる。】
こきりこは、約1400年前から田楽として歌われてきたとされる。祭りでは、境内の特設舞台で、編み笠に狩衣(かりぎぬ)姿の男性が、短冊形の薄い板108枚を編んだ楽器「ささら」の両端を持ち、「ジャッ、ジャッ」と鳴らしながら踊りを披露した。訪れた観光客らは、郷愁漂う歌声や伝統楽器の音色に合わせ、踊り手が巧みにささらを鳴らすのを心ゆくまで堪能していた。
舞台競演会には、日本南京玉すだれ協会(神戸市)のメンバーが特別出演した。
10年ほどむかし、仕事を終えたiinaがひとり、この祭をめざして夜道を車で走らせたときの話。
雨降る暗闇を庄川に沿って山奥に向かうと、車の燃料タンクのメモリが赤く点滅し始めた。どうにも心細くもあり、平家の落人の怨念がとり憑いたように感じたものの、よく考えれば山と谷を畦って走っているから、車の登り下りにあわせてガソリン残量が少なくなったので点いたり点かなかったりしているのでした。
試聴
♪窓のさんさもデデレコデン はれのさんさもデデレコデン♪
こきりこの竹は七寸五分じゃ 長は袖のかなかいじゃ
踊りたか踊れ 泣く子をいくせ ささらは 窓のもとにある
向かいの山を担ずことすれば 荷縄が切れて担づかれぬ
向の山に啼く鵯(ひよどり)は 啼いては下がり啼いては上がり
朝草刈りの目をさます月見て歌う放下(ほうか)のコキリコ
竹の夜声の澄みわたる
意【こきりこの竹は23cmの長さである。
それより長いと袖に引っかかってじゃまになる。
踊りたければ踊りなさい。泣く子はよこしなさい。
ささらは、窓のところにある。(それをもって踊りなさい。)
向かいの山を荷縄でしばって担ごうとすれば
荷縄が切れて担ぐことができない。
向こうの山でなくひよどりは、
ないては上がったり下がったりして、
朝草を刈る人々の目を覚ましてくれる。
月夜に歌う大道芸人のこきりこ節は、竹の音とともに夜空に澄みわたる。】

※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます