人間国宝・松井康成展 ~練上技法による魅惑の陶芸~ [於、ニューオータニ美術館] を見学した。
伝統技術を基盤とした創造性豊かな表現で、現代陶芸史に足跡を残した松井康成の没後10年を記念して、松井の全練上技法を網羅する茨城県陶芸美術館の所蔵作品を中心に、松井の作陶道具、陶片、写真などが展示してあった。
←練上水巴文大壺
こんな種類の壺をはじめて見た。はじめて見る練上玻璃光壺。
伊万里焼、備前焼、九谷焼、信楽焼等々のような壺の表面はつるつるしていたりざらついたものだが、幾重にも練り重ねた表面は妙に風味がある。写真ではそれを見分けらないから、やはり実物を見るに限る。
練上手とは、いくつかの異なった色の土を練り合わせたり、積み重ねたりして作られるため、器胎そのものが絵や文様になる。従って、陶器の表面と内側の文様がほぼ同一。例えると、バームクーヘン状粘土をひねったり伸ばして模様をつける何とも気の遠くなるような作業だと思われる。
練上嘯裂茜壺
人間国宝が作った壺は、いったいどのくらいの値段がつくのだろうか。凡人は、ついそんなことを考えてしまう。
壺は、本来は物を容れる器であったわけだけど、鑑賞のため作る美術品があったってもちろんかまわないが、ご縁のない代物なので少し違和感がある。物は多様化の時代か。
伝統技術を基盤とした創造性豊かな表現で、現代陶芸史に足跡を残した松井康成の没後10年を記念して、松井の全練上技法を網羅する茨城県陶芸美術館の所蔵作品を中心に、松井の作陶道具、陶片、写真などが展示してあった。
←練上水巴文大壺
こんな種類の壺をはじめて見た。はじめて見る練上玻璃光壺。
伊万里焼、備前焼、九谷焼、信楽焼等々のような壺の表面はつるつるしていたりざらついたものだが、幾重にも練り重ねた表面は妙に風味がある。写真ではそれを見分けらないから、やはり実物を見るに限る。
練上手とは、いくつかの異なった色の土を練り合わせたり、積み重ねたりして作られるため、器胎そのものが絵や文様になる。従って、陶器の表面と内側の文様がほぼ同一。例えると、バームクーヘン状粘土をひねったり伸ばして模様をつける何とも気の遠くなるような作業だと思われる。
練上嘯裂茜壺
人間国宝が作った壺は、いったいどのくらいの値段がつくのだろうか。凡人は、ついそんなことを考えてしまう。
壺は、本来は物を容れる器であったわけだけど、鑑賞のため作る美術品があったってもちろんかまわないが、ご縁のない代物なので少し違和感がある。物は多様化の時代か。
このような壺を拝見するとなんでも鑑定団の中島先生が思い浮かびます。
鑑定結果は~ジャガジャ~ン
一体、いくらぐらいするのでしょうね?興味あります。
ウォーキングの途中で見かけると、気分転換になります。一息いれて、もうひと踏ん張りですね。
壺は、いろいろな種類をみましたが、人間国宝・松井康成タイプははじめてでしたから、この展覧会に誘われる
ご縁がなければ知ることもありません。
幾重にも練り重ねた壺が妙に風味があるのを観賞しました。
モダンな展覧会でしたね。^^