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ブリングリング

2014年01月22日 | 映画
ハリウッドで実際に起きた被害総額3億円の事件をもとに、映画化された。

インターネットが蔓延する時代を象徴していて、題名は「キラキラした奴ら」という意味らしい。
ハリウッドセレブたちが、ツイッター、フェイスブック、ブログにスケジュールを書き込むので予定を簡単に得られる。外出先からパーティ等々の情報を若者たちが見て、セレブたちの留守を狙って次々と窃盗に入り込む。
悪い事を自慢するためにSNSにアップするのは、わが国でも人の居ない店内で悪ふざけして冷蔵ケースの中で寝転がった写真を公開したのと同じ心理なのだろう。そのせいでチェーン運営会社は閉店に追い込んだ。追い込まれたお店は深刻だが、当人たちの罪の意識は軽い。
反省もなく、将来のために必要な経験だった等とうそぶく。
リアルとウェブの区別がつかぬようだ。

しかも、被害者が被害現場である豪邸をロケ現場として提供しており、その豪華さも映画化の話題作りに一役買っていそうだ。

ソフィア・コッポラの作品。[ ブリングリング ]

公開初日に行ったのに、館内は3人のみというのは余計な心配だが、寂しすぎた。


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9 コメント

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「キラキラした奴ら」とは~ (延岡の山歩人K)
2014-01-22 08:39:03
題名もまたユニークですが
映画は、現在のネット社会にマッチングして面白そうですね

 >公開初日に行ったのに、館内は3人のみというのは・・・
やはりポスターのインパクトが弱い感じがします
ゴースト・エージェントやローン・レンジャーみたいな
人をひき付ける強烈さが欲しいと思いました。


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ブリングリング (らいちゃん)
2014-01-22 08:57:54
若者たちが現実の世界とバーチャルの区別がつかなくなって事件を起こしているのは世界共通の出来事なのですね。
冷静に考えれば善悪の判断はつくと思うのに、何故事件を起こすのか。
これも格差社会が産んだ負の一面なのでしょうね。
この映画を反面教師とする人たちが増えればいいのですが・・・。
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2コメントに φ(..) (iina)
2014-01-22 10:03:16
(延岡の山歩人K) さん へ
霧氷の花を咲かせて、まるで桜のようです。

雲に覆われたり、晴れわたったりの天気の変化のはげしそうな山ですね。

「ブリングリング」は、18日に観たのですが、ポスターには12月14日とあります。出かけるシネコンが組んだ限定作品
8作の中から1作目に当たります。
すでに公開済の映画ばかりのようです。




(らいちゃん)  へ
1月も20日を過ぎると、心なしか日が延びたような気がします。
こうして、春が近づいてきているのですね。でも、まだ寒い冬はつづきます。

映画を観ないらいちゃんには、ブログに映画の話題が多くて恐縮しています。早くも13本を鑑賞しました。
その内、「ゼロ・グラビティ」を2Dと3Dで、「かぐや姫の物語」は3回観ました。
25日からは新しい作品の封切がつづいています。

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はじめまして (へろへろ)
2014-01-22 12:23:30
実際の被害者が被害現場を「ロケ現場として提供し」たのは知りませんでした。

わたしがみたときも10人ちょっとでしたね。
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Unknown (ガッキー)
2014-01-22 19:21:14
「被害者が被害現場である豪邸をロケ現場として提供しており、その豪華さも映画化の話題作りに・・・」というところに惹かれます。できれば映画館、それが無理でもDVDがリリースされるのを待つなりして機会を作りみてみようと思います^^
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コメントに φ(..) (iina)
2014-01-23 16:49:12
(へろへろ) さん へ
アメリカでは、事件の話題性がヒットしたのでしょうか?
豪邸とブランド品が、キラキラしていたのが目を惹いたのでしょうね。



(ガッキー) さん へ
「ブリングリング」の映画の中では、もてる者はもっているものです。物があふれていると盗まれても分からぬかもしれません。それほどの物があふれていました。

この電柱は、こころなしか斜めになっていますか?
あるいは、酔っているいるため、斜めに見えるのかしらん・・・?
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/3f1275a8c6b1088abba9ee0e7591d308
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いまさらのコメントですが (ゆの字)
2014-02-02 20:54:50
私のブログにコメント頂いて随分経ってのコメントですみません。
コメントありがとうございます。

私がこの映画を見たのは2013年の年末。
2013年劇場で観た映画としては最後でした。

劇場がパルコの8階でクアトロと同じフロアとあって、映画のターゲットが集まるところだったこともあり、そこそこ入ってましたよ。

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(ゆの字)さん へ (iina)
2014-02-02 21:48:45
「ジャッジ」につづいてのお邪魔でした。
反省しない若者たちを描いた映画でしたね。
「この冬、珠玉の作品をセレクトした限定上映! [シネ・アーツ] 」になった1本です。見逃した映画を再上映してもらえた
のはラッキーでした。

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いまごろ6トラックバック にコメントします (iina)
2014-04-18 09:59:12
「必ずコメントに参ります by iina」とブログで告知していながら、TBにコメント返ししてなかったことに、今朝気づきました。m(_ _)m


(映画と本の『たんぽぽ館』)さん へ
最近では、「ローン・サバイバー」にコメントしていました。

>今の子どもたちは・・・。 豊かすぎるがゆえに、心の中の大事な何かが育っていないような気がする・・・。
>あまりにも空虚で、かわいそうになってしまうくらいです。
無自覚に犯罪を犯し、罰せられても、反省がないので再び似たようなことをしそうです。
ですから、れわれが彼らにできることは同情などしないことです。
要は、それほど虚しい心境になるということでしょうか・・・。


(はるみのひとり言)さん へ
   「ジャッジ」につづいてのお邪魔でした。
  反省しない若者の生態を描いた映画でしたね。

  iinaさんへ、 (はるみん)
  全く反省の色のない子達に吃驚でしたね。
  盗んだ品物を身に着けてフェイスブックにアップしたり、友達に自慢してるシーンは日本の迷惑画像をアップしてること同じですね。
  この先どんな世の中になってしまうんだろうと思ってしまいまいした。  




(我想一個人映画美的女人blog)さん へ
実在の窃盗を映画化しただけに、さっそく窃盗グループの顔写真も見れてしまうネット社会です。
邦画『白ゆき姫殺人事件」では、犯人とされた人物が、次々と顔写真や実名から性格までがあぶりだされてしまうのに似ています。

このグループのメンバーは、窃盗先をネットで探すし、フェイスブックで犯行を自慢するのも、いまのネット社会の裏側を扱っています。





(C’est joli~ここちいい毎日を♪~)さん へ
モラルは、いつの時代でも崩れていくという代表のような事件を扱った事件でした。

昨今のSTAP細胞のような学会でさえ、若者の倫理観はずれているのを思います。学会の人間は、情緒ではなく裏付けを示して反論するのが筋です。




TBはじめの2本へは
(パピとママ映画のblog)さん へ
コメントを受け付けてないのですね。残念。


(prisoner's BLOG)さん へ
コメント欄に書いても、反応がないとむなしいもので「糠に釘」の心境ですから、コメントをご遠慮します。m(_ _)m
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