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盛り塩

2008年01月30日 | ことば遊び
塩シリーズ第4弾。水商売のお店の入口に、盛り塩しているのをよく見かける。その由来をたどると、はるか昔の中国にさかのぼる。

中国の皇帝が、後宮の美妃三千を、夜な夜な牛車に乗って美女のもとを訪れる。ある一人の賢い妃が、笹に塩水をふりかけて門口に立てておいた。すると牛が、笹に付着した塩気をもとめて、かならずその家の前にくると動かなくなる。

皇帝は、そんなことが毎夜つづくので、とうとうその妃を寵愛するようになり、ほかの美妃たちの所へは行かなくなった、という。こんな伝承があって、塩を門口に置いておくと、金持ちのお客がやってくるという、一種のオマジナイで縁起をかつごうと今日もなおつづいているのです。




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7 コメント

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Unknown (ねこまた)
2008-01-30 15:38:12
へーへーそうなんですかー
でも皇帝さん、牛なんか信じて、それだけで寵愛しちゃったのね~
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これも、面白い~!! (orengewood)
2008-01-30 15:39:17
へぇ~、そうだったんですね
なるほど~、妃はなかなかのやり手ですね
さすがです
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コメント嬉しiina~ (iina)
2008-01-30 17:36:12
(ねこまた)さん へ
人の出会いとか親密さが深まるのも、こんな例は
今の世でもありえる話ですね。

(orengewood)さん へ
やはり牛は塩だけでも舐めますか?
「盛り塩」を実体験してみてください。
縁起までも後世に残したのですから、
妃は偉大ですね。
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(*^_^*) (takky)
2008-01-30 18:06:29
そういう言い伝えが有ったのですか
勉強になりました
これから盛塩を見るたびに この事が(*^_^*)
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興味のある塩シリーズ (茶陶遊人の部屋)
2008-01-30 20:58:02
なーるほどこのような話があったんですね。よくお相撲さんが土俵に撒く清めの塩とは全く正反対?のものですね、知識が一つ増えました。
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トラックバックありがとうございます ()
2008-02-01 16:28:32
盛り塩の由来、自分で書くのもめんどくさかったんですが、とてつもないナイストラックバック本当にありがとうございます。

また私の大好きな「記事」一杯のこのブログ、ファンになりました。よろしくお願い申し上げます。
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コメント欄に盛り塩 (iina)
2008-02-01 19:17:42
(takky)さん へ
盛り塩しているお店は、どこか身が引き締まります。

(茶陶遊人の部屋)さん へ
誕生日、おめでとうございます。
花束を、そっとさりげなく置いてあるなんて、
奥さまは優しい方ですね。

(朋)さん へ
盛り塩の豆知識が、お気に召してよかったぁ。
こんどは、アドレスを埋めていってくださいね。
期待しています。
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