大相撲は、きょうから初場所だが、初席を浅草演芸ホールで聴いてきた。初席は、総勢90組ほどの顔見世興行のため一席を5分程度しか演らぬ。
一部主任の林家木久扇が休んだ代役に、いつも破天荒で元気な83歳の川柳川柳が戦争前後の歌謡史を演るも、初席10日興行の9日目なのでかお疲れモード。
春風亭一朝は、連れて行きたくないねだる子に父親が飴と団子を買わされる「初天神」を一朝(いっちょう)だけに一生(いっちょう)懸命演った。
桂文楽は8代目が名人といわれただけに分が悪いのか、お調子者な印象。三道楽の飲む・打つ・買うは、今はクスリを飲み、はりを打ち、宝くじを買う。
のいるが骨折しているため昭和こいるとあした順子が特別コンビを組み、こいるのネタ「分かった分かった分かった分かった」で笑わす。三遊亭歌之助は久しぶりだったが、いつも裏切らずに大爆笑。その師匠が圓歌で、有名な「山の穴」で人気を得た歌奴のこと。圓歌は、歳をとるも毒舌は冴える。
春風亭小朝は、二部主任で「代書屋」を演り芸達者ぶりを発揮。主任は各部のトリなので少しはまともな噺を演る。この「代書屋」を桂枝雀で聴いたときは、腹を抱えて笑った。次が、その「代書屋」。
目出度い初席は、太神楽で獅子舞や松づくしを高座の途中にやる。『松づくし』は、女流噺家3名で組む正月限定の扇を手や足さらに頭に飾りつける舞い。
三遊亭金馬も元気な顔を見せた。『お笑い三人組』のころの顔と変わらぬが、膝を悪くし釈台を置いて演り85歳の落語界最古参の落語家。関東の最長老の桂米丸が一番の年長らしい。関西では、人間国宝・桂 米朝の89歳だろう。
そして、相変わらずの寄席の主目的である柳家小三治は、出演名簿に初席を10日間務める嬉しい但し書きのない高座。鈴本演芸場の初席には欠席日があるので浅草は特別なのか・・・。
トリではないが少し長めな「小言念仏」を演る。この噺は、やはり正月興行で聴いたことがあるから、分かり易く笑えることで初席に演るのだろうか。
小三治の人間国宝の話芸を観て席を立ったが、その後も まだつづく・・・。
今回は、耳にしないも総勢90組ほどを木戸銭3千円で楽しめれば、1席30円ほど。面白くなくても次で笑えるから気にしないでと申す噺家もいた。
宵の仲見世通り
一部主任の林家木久扇が休んだ代役に、いつも破天荒で元気な83歳の川柳川柳が戦争前後の歌謡史を演るも、初席10日興行の9日目なのでかお疲れモード。
春風亭一朝は、連れて行きたくないねだる子に父親が飴と団子を買わされる「初天神」を一朝(いっちょう)だけに一生(いっちょう)懸命演った。
桂文楽は8代目が名人といわれただけに分が悪いのか、お調子者な印象。三道楽の飲む・打つ・買うは、今はクスリを飲み、はりを打ち、宝くじを買う。
のいるが骨折しているため昭和こいるとあした順子が特別コンビを組み、こいるのネタ「分かった分かった分かった分かった」で笑わす。三遊亭歌之助は久しぶりだったが、いつも裏切らずに大爆笑。その師匠が圓歌で、有名な「山の穴」で人気を得た歌奴のこと。圓歌は、歳をとるも毒舌は冴える。
春風亭小朝は、二部主任で「代書屋」を演り芸達者ぶりを発揮。主任は各部のトリなので少しはまともな噺を演る。この「代書屋」を桂枝雀で聴いたときは、腹を抱えて笑った。次が、その「代書屋」。
目出度い初席は、太神楽で獅子舞や松づくしを高座の途中にやる。『松づくし』は、女流噺家3名で組む正月限定の扇を手や足さらに頭に飾りつける舞い。
三遊亭金馬も元気な顔を見せた。『お笑い三人組』のころの顔と変わらぬが、膝を悪くし釈台を置いて演り85歳の落語界最古参の落語家。関東の最長老の桂米丸が一番の年長らしい。関西では、人間国宝・桂 米朝の89歳だろう。
そして、相変わらずの寄席の主目的である柳家小三治は、出演名簿に初席を10日間務める嬉しい但し書きのない高座。鈴本演芸場の初席には欠席日があるので浅草は特別なのか・・・。
トリではないが少し長めな「小言念仏」を演る。この噺は、やはり正月興行で聴いたことがあるから、分かり易く笑えることで初席に演るのだろうか。
小三治の人間国宝の話芸を観て席を立ったが、その後も まだつづく・・・。
今回は、耳にしないも総勢90組ほどを木戸銭3千円で楽しめれば、1席30円ほど。面白くなくても次で笑えるから気にしないでと申す噺家もいた。
宵の仲見世通り
楽しかったことでしょう(^^)/
自分も落語が好きでよくラジオで聞いてました
iina宅にも、蝋梅の記事が1個アップしてあります。意外な場所ですよ。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/da3ff14b587438cbf0290b505a0f9496
1台2千万円もするオートバイ(ホンダ)ならば、超豪華な恵方巻きを何本食べれるのでしょう。1本1万2960円だとすると、・・・?
さすがですね。
小三治、聴きたかったです。
それにしても、90組ほどが一席を5分とは、さすが浅草!
豪華ではありますが、目まぐるしくて勿体ないですね。
昨日、桂枝雀を聴こうと思って、DVDを借りにTSUTAYAに行ったのですが、置いてませんでした・・・
DVDのお笑いコーナーは、吉本の若手芸人に独占され、落語は隅に追いやられて寂しかったです・・
汽車に、日章旗と特別ヘッドマークで正月飾りも恰好いいものです。
和銅黒谷(わどうくろや)駅を過ぎて、山腹の「和銅」には「わっ どうや」と関西弁で自慢しているかのようです。
落語や漫才のDVDは、レンタル貸ししてなかったですか。最近はシリーズ化されて製本になって売られています。
販売先は、本屋さんで安いですよ。
それにしても 知らない事ばかり、初席も 仮名が振ってあったから読めました。
代書屋 いまも商売としてありますか?
何だかありそうな気がします。
墨を硯でする仕草・・やがて墨汁の壜の蓋を開ける仕草になるんじゃないかと 心配します。
柳家小三治さんの落語をきいてみたいですぅ~。いいないいな。
国宝級の笑いが期待できそうです。
「代書屋」は、文盲のいた時代に成立した職業ですから、識字率がほぼゼロの日本には絶滅したかもしれません。
あるいは、リクルーター向けに履歴書と経歴書の書き方を指導する仕事で生計をたてていそうです。
小三治師匠に、人間国宝になる前は、「日本一」とか「たっぷり」の掛け声がかかったものですが、いまはなく拝聴するという姿勢に
変わった気がします。