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過保護

2021年02月13日 | 雑感
公園の砂場が清潔になった。
犬猫がおしっこやうんちして不潔だと、定期的に砂を洗浄するからという。さらに、ペットが入らぬように鉄格子で囲った
うん、完璧だ
これで親もこどもたちを安心して遊ばせられる

ところが、余りに清潔な環境に守られすぎ、病気にかかりやすくなった。
発展途上国との比較で、日本の罹病率は高い。
もちろん、日本は医療が充実している分、死亡率は低い。ただ、心身は弱くなった。一昔前は、はだしで飛び回っていたのだから。

 が降ったので、こどもたちは大喜び。
 外に出て遊ぼうとしたら、
 「ダメよ、風邪でもひいたらどうするの。」
 たしかに、寒い中で遊ぶと風邪になるかも知れない。
 しかし、こどもは風の子という。
 外でいつもと違う環境で遊びたくてたまらない。


 不潔だろうが服が汚れようと、泥まみれになって遊びたい。
 そうやって、有史以前から戯れてきたのだ。
       こうして過保護なこどもたちが量産されて、
       競争をしない弱いこどもたちは、周りから守ってもらえ、
       すこしばかりのいじめで自殺するようになった。
事が起こって、いじめっこさがしに躍起になっている
いじめられようがなにしようが、跳ね返す力をそなえたたくましいこどもに育って欲しい。
世の中は、不公平だらけだ(完璧な社会はありえない)。競争のない教育は現実逃避だ。その現実を知らしめることを学ばせる必要があろう。
それをバネにたくましく成長するものであるはずだ。

(お詫び) 2006-11-05の記事を移しました。

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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
過保護 (v-storm)
2006-11-05 13:33:25
最近の子供達は過保護に育てられていると思います。
出生率の低下で子供が減っているのも一因でしょうかね。そうした子の将来がとても気になります。

iinaさんのblogをBookmarkに登録しました。
以上ご報告まで
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全くの (ひろちゃん)
2006-11-05 21:25:53
同感です。
イジメはいけないと今でも昔でも、そう思いますけど、昔だって陰湿なイジメはあったのですよネ。

簡単に自殺してしまう現代こそ、怖い感じがします。
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ん~~ (ぽぉぽぉたん)
2006-11-06 16:10:33
砂場ねえ。最近のお子様たち、公園のお砂場で遊んでるのみかけたことないわねえ。泥んここねて、ケーキ作りを楽しんだ昔の事をおもいだしたわん。弱いから死ぬ勇気もなかったような気がするんだけど。家族もそれなりにほのぼのしてたし。自然も豊富だったし。ほかの事で癒されてたのかなあ。
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ありがとうございます (iina)
2006-11-08 16:42:17
(v-storm)さん へ
世の中は、常に何らかの差別があります。
社会に出て、それらに立ち向かう力や受け流す方便を
教わるといいですね。
社会を知らぬ教員が、学校内の小さな世界から子供
たちに教鞭をとらざるを得ないのも、問題といえば
いえそうです。
子供たちには、未来という可能性をたくさん秘めて
いるのですから。
タグは、いろいろ試してみるのが、覚える早道です。
gooの「基本的な使い方」が役立ちます。
Bookmarkへのアップをありがとうございました。
これからも、iinaらしくつづります。

(ぽぉぽぉたん)さん へ
iinaも最期には、お礼のことばを口にしたいものです。
定期券代は、社会保険料には反映され、所得税は非課税とは
役所の管轄が違うものの、統一して欲しいものです。
年金制度は、社会保障の一環ですから必ず継続しますね。
浅草では、鉄格子での囲いは砂場ばかりか、公園全体にも囲われています。
浮浪者が住み着くのを防止しているのです。

Bonsoir!さん へ
http://blog.goo.ne.jp/estel-coo-thronguil/e/95f92fee36af4b2d7e0a48b379bb7671
笑撃的なテンプレートですね。クリックしたら鳥が飛んで
夜明けて青空を迎え夕焼けるとは、ドラム仕立てです。
ビルが自爆機を避ける際に、ビル内のことは考えなかった・・・。
666の数の謎で驚いていてはダメですヨ。
iinaは、「1+1=1」 を証明するし、
皇室ミステリーというのもあります。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/adda5388f9a883defbd74b74cb082056
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お早うございます (延岡の山歩人K)
2021-02-13 08:57:30
 まったく同感です
無菌室(=過保護)で育つと
免疫力が 無くなってしまうのでしょう

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(延岡の山歩人K) さん へ (iina)
2021-02-13 09:17:52
河津桜の季節ですね。

延岡市街を見下ろす愛宕山からの眺めがいいです。
         見ていると、気も晴れます

いいお天気です。

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過保護の子供たち (らいちゃん)
2021-02-13 09:18:15
今はどうか知りませんが、以前、「どの子も頑張っているんだから、順位付けはしない方が良い」という、そんな考え方から運動会で「手を繋いでゴールする」というニュースを見たことがあります。
教えている学校の先生方がちやほやされて育った年代の方たちなので、そのような相当偏った指導になったのでしょうね。

今の日本は戦後の貧しい頃よりも治安が悪化しているように思います。
それだけに大事な子供を危険にさらすことは控えるようになり、過保護から子供の考え方そのものが内向的になり、協調性が育たず、すぐに切れるという短絡的思考の子供に育っているのかも知れません。

もう少し子供の自主性を尊重したらいいのにね。

>なかには、時代を経ると本来の意味からかけ離れるケースもあるようです
時代と共に日本語の意味も変わっていっているようですね。
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(らいちゃん) へ (iina)
2021-02-13 10:09:48
綾小路きみまろが「あれから40年 」とトークで笑いを誘います。森氏の辞任は実習船「えひめ丸」米原潜の衝突事故から20年目でしたか。

報道でも森氏の過去の失言の数々を流してました。
要職を務める方は、過去を取り消せないのでたいへんです。
立場をわきまえた発言が求められます。

こんかいでは、菅総理の立場の発言に一貫性がないのが気になりました。
森氏続投姿勢の場面は五輪組織委員は独立法人といったのに、川端氏指名時はくちばしをはさみました。


> 運動会で「手を繋いでゴールする」
成績優等生の考えそうな平等意識ですね。
常に席次上位の人物は失敗がないため、たった一度の失敗で、立ち直れないケースもあるらしいです。


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鈍感力  (iina)
2021-02-14 09:40:45
いま、渡辺淳一の「鈍感力」を読んでいます。こんな一節がありました。

かつての
バリ島のコレラ騒ぎに発病したのは、日本人だけで現地の人は一人も発病しなかった。環境衛生が進めば進むほど
雑菌は駆除されまわりはきれいになるが、それだけ身体の抵抗力が弱り、わずかの菌の侵入でたちまち発病すること
になりかねない。
きれいになったらなったで、そういう状態で繁殖する菌やウイルスが現れてくる。

貧しく育ったAくんは、抵抗力をもった強くて鈍い身体をつくった。
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