「虎」は古代文字を見てのとおり、虎の形をそのまま字にした象形文字。
この「虎」を含んだ字は「虎」のそのままの字のものと虎の頭で虎を表す「虍(とらがしら)」がある。
まず最初は「虎」に「彡(さん)」を加えた「彪」(ひょう)。
「彡」は色彩や形の美しさや輝きを示す記号的な文字。
「彪」は「虎」の文様の美しいさまを表した漢字。「まだら」「あや」「あきらか」の意味がある。
もう一つ「虎」の関連字を紹介すると「号」がある。旧字「號」と「虎」から、説明する。
その偏(へん)である「号」の「口」は神への祈りを入れた器「サイ」のこと。「丂(こう)」はこの場合「木の枝」のこと。
「号」は木の枝で器「サイ」を打ち、大声をあげて神に祈る意味の字。神に大きな声で泣き叫びながら祈る様子が、虎のほえ叫ぶ姿に似ているので、それに例えて「虎」が加えられた。厳密には「號」と「号」とは異なる文字だが、今は「號」の常用漢字体に「号」を使う。
最後に虎の頭「虍」の関連字の「虐」(ぎゃく)。
「虐」は今の字では「虍」と「ヨ」の左右逆にした形を合わせた文字。
旧字形のイラスト部分にあるとおり、それは「ヨ」の真ん中の横棒が突き出た字の左右が逆の形。これは「手」の形で、虎の手の爪を表している。
古代文字をよく見ると、中央下部に右にかかれた「人」の字形に左から爪のついた虎の手が加えられている。 虎が爪を人にかけているので、人が危険に遭う意味となり、「しいたげる」意味になった。
<< 達の成り立ち <
この「虎」を含んだ字は「虎」のそのままの字のものと虎の頭で虎を表す「虍(とらがしら)」がある。
まず最初は「虎」に「彡(さん)」を加えた「彪」(ひょう)。
「彡」は色彩や形の美しさや輝きを示す記号的な文字。
「彪」は「虎」の文様の美しいさまを表した漢字。「まだら」「あや」「あきらか」の意味がある。
もう一つ「虎」の関連字を紹介すると「号」がある。旧字「號」と「虎」から、説明する。
その偏(へん)である「号」の「口」は神への祈りを入れた器「サイ」のこと。「丂(こう)」はこの場合「木の枝」のこと。
「号」は木の枝で器「サイ」を打ち、大声をあげて神に祈る意味の字。神に大きな声で泣き叫びながら祈る様子が、虎のほえ叫ぶ姿に似ているので、それに例えて「虎」が加えられた。厳密には「號」と「号」とは異なる文字だが、今は「號」の常用漢字体に「号」を使う。
最後に虎の頭「虍」の関連字の「虐」(ぎゃく)。
「虐」は今の字では「虍」と「ヨ」の左右逆にした形を合わせた文字。
旧字形のイラスト部分にあるとおり、それは「ヨ」の真ん中の横棒が突き出た字の左右が逆の形。これは「手」の形で、虎の手の爪を表している。
古代文字をよく見ると、中央下部に右にかかれた「人」の字形に左から爪のついた虎の手が加えられている。 虎が爪を人にかけているので、人が危険に遭う意味となり、「しいたげる」意味になった。
<< 達の成り立ち <
ほんと 虎の姿に似てますね
号というじが その虎と関係があったとは・・・
誰も 知っトラン ばい(^o^)
号の成り立ち よくわかりました。
巧い
旧字「號」から 「号」ができたようです。説明を受けないと知り得ない類の話題ですょね。
着ている服が水兵さんみたいですから海に近いことが分かります。
来月上旬に、その平塚のお隣の大磯に仲間と泊まります。そこで、年に一度の祝杯の「号砲」を鳴らしたく思います。(ちと使い方に難あり)
吉田茂邸宅の他に、おすすめを教えていただけるとありがたいです。
昨年は、三崎港でマグロ三昧でしたが、雨に祟られました。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/74d4bf28a929b3f6635bfa2d8cbd2185
(閑斉)さんの当該ブログ記事のアドレスをコメント上(iina)に置きました。