この「嘉」は「加」の上に太鼓の「鼓」の偏部分をのせた字から成っている。
「加」は農具の鋤(すき)を表す字形「力」に、神への祈りの祝詞を入れた器「サイ」を加えた文字。それにさらに太鼓の音を乗せた。
太鼓の音で大切な農具に悪い虫が付かぬようにお祓いをする。虫が付かないので「よい」の意味になった。
「静」も鋤を清める字。現在の字形では鋤を表す「力」との関連性は分かりにくいので、古代文字で説明する。
古代文字の一番下の小さいフォーク状の字形は「手」を表している。
下から右上に伸びているのが鋤。それを「手」で持っている。つまり「争」の部分は手で鋤を持つ形。そして「青」は青丹(あおに)から作る青色の絵の具で、器物を祓い清めるのに使われた。大切な農具を清め、収穫のやすらかなことを祈ったので靜「静」は「やすらか」「しずか」の意味になった。
旧字「榮」を見ると。冠(かんむり)の「冖」に「火」を二つのせた形は松明を組み合わせた篝火(かがりび)。それに「木」を加えた「榮」は篝火が明るく燃え栄えるさまを木のことに移して「花」の意味となり。そこから「さかえる」になった。
そこで「労」(勞=旧字)を考える。字形上部は松明を組み合わせた篝火。その聖なる火で「力」(鋤)を清める儀式を「勞」と言った。
もともと「勞」は神が「ねぎらう」「いたわる」の意味だったが、次第に「勤労」のように「つとめる」「はたらく」の意味となり、さらに働くので働き過ぎて「つかれる」疲労の意味になった。
<< 力の成り立ち <
「加」は農具の鋤(すき)を表す字形「力」に、神への祈りの祝詞を入れた器「サイ」を加えた文字。それにさらに太鼓の音を乗せた。
太鼓の音で大切な農具に悪い虫が付かぬようにお祓いをする。虫が付かないので「よい」の意味になった。
「静」も鋤を清める字。現在の字形では鋤を表す「力」との関連性は分かりにくいので、古代文字で説明する。
古代文字の一番下の小さいフォーク状の字形は「手」を表している。
下から右上に伸びているのが鋤。それを「手」で持っている。つまり「争」の部分は手で鋤を持つ形。そして「青」は青丹(あおに)から作る青色の絵の具で、器物を祓い清めるのに使われた。大切な農具を清め、収穫のやすらかなことを祈ったので靜「静」は「やすらか」「しずか」の意味になった。
旧字「榮」を見ると。冠(かんむり)の「冖」に「火」を二つのせた形は松明を組み合わせた篝火(かがりび)。それに「木」を加えた「榮」は篝火が明るく燃え栄えるさまを木のことに移して「花」の意味となり。そこから「さかえる」になった。
そこで「労」(勞=旧字)を考える。字形上部は松明を組み合わせた篝火。その聖なる火で「力」(鋤)を清める儀式を「勞」と言った。
もともと「勞」は神が「ねぎらう」「いたわる」の意味だったが、次第に「勤労」のように「つとめる」「はたらく」の意味となり、さらに働くので働き過ぎて「つかれる」疲労の意味になった。
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ありがとうございました。
有り難いことですが、いままでボーナスをもらっていろいろと楽しみ、役立ちました。
組合が獲得した発表紙を保存しておけばと、思ったりします。いま振り返ると春闘のアップ率など驚くばかりです。
・・・持っていても、しようのないことではありますが、給料が、三年で倍になりました。・・・
漢字の成り立ちを、つづっても直ぐに忘れてしまいます。
はたを楽にして、「喜ばしい」ことです。
「はた」を「楽」にする「働く」は、傍に「喜ばれ」尊いものです。
「勤労」には、「ねぎらい」と「いたわり」を・・・。