無料券をもらったので、東京国際フォーラム内にある相田みつを美術館に行ってきた。
相田みつを(1924年5月20日-1991年12月17日)
書の最高峰のひとつとされる「毎日書道展」に1954年から7年連続入選するなど、技巧派の書家として出発した。
専門家でなければ理解しにくい書のあり方に疑問を抱き、30歳の頃に独特の書体で短く平易な自らの言葉を書く作風を確立。1984年に出版した詩集『にんげんだもの』がベストセラーとなり広く知られるようになった。
つまづいたって
いいじゃないか
にんげんだもの
みつを
次のような言葉を飾っていた。
「トマトにねぇ いくら肥料をやったってさ メロンにはならねんだなあ」
「メロンに育てる必要はなく、トマトの持ち味をより生かしてあげる。それが自然なことであり、自分らしさであるはずです。」
と、書き添えてあった。
詩を新聞でいう「主見出し」とし、その詩に「袖見出し」のようなコメントを添えるというスタイルにしている風だ。そして、「本文」は書物でいいたいことを具体的にするようだ。
相田みつをのことを、漠然と「詩の山下清」のように思っていた。
ところが、美術館で知った彼は書道展に入賞するほど巧い。それをわざと下手に書くなら、ピカソのような印象派にも思えてしまう。
つむぎだした言葉が素朴なので、それに見合う文字があのような字体になってしまうらしい。
iinaが「 ★星の数★ 」で考えたようなことを書いていた。↓
国際フォーラム内部→
昔、榊獏山という書家がいましたが、独特の書体で書いているので、その良さが分かりませんでした。
相田みつをさんも同じように感じます。
芸術的な才能が無いとこのこのような作品を鑑賞してもその良さが分かりませんね。
>、「死力を尽くす」の死力ではなく確率論
です。
死力を数式で検証するとはiinaさんらしいですね。
私には全く分かりません。
私の視力は緑内障で次第に落ちており、死力を尽くして毎日を精一杯生きている状態です。
相田みつをには 多くのファンが いますよね。
私もその一人です。 行って見たい場所でした。
これからちょっと 緊張の要する場所へ行かねばならず
勇気をもらって 出かけます。 ありがとうございます。
(このコメント・・どうか飛んで何処かへ行かないように・・)
少し知る事が出来ました。
「にんげんだもの」~良い言葉ですね
鬼が出るか蛇が出るか分からぬほど不安なことはありません。
それに、いちど根づいた不信は、ネガティブなハロー効果を生みますから、やることなすこと総て疑心暗鬼になってしまいます。
当たり前ですが、「疑心暗鬼」に陥るようなことのないおつきあいでありたいものです。
書道も、ある意味で芸術ですね。相田みつをは、あんな字体なのに、納得のいく書ができるまで何枚も何枚も書き、書き損じた
ものをうず高く積んだ仕事部屋も展示していました。
(野の花) さん へ
相田みつをの書をブログにしたら、野の花さん宅では絵手紙が冒頭に飾られていました。
武者小路実篤が好んで描いた実と書のようです。
>(このコメント・・どうか飛んで何処かへ行かないように・・)
・・・と、いうことは、このコメントは携帯かスマホから投稿しているのでしょうね?
(延岡の山歩人K) さん へ
きょうは、長者さまのいる阿蘇にもどってのハイキングでした。 ・・・Fさんの寄稿でしたか。
Kさんは、阿寒のオンネトーまで行ったのに沼がエメラルドグリーンになったところを見ていなかったですか。残念。
曇っていると沼の色は普通ですが、陽が射すとそれはそれは素晴らしい色に変わります。
若いころに、人間だから誰もが間違いを起こすものだ、そんなに懸命に生きることはないといわれはじめました。
例えば、アナウンサーは原稿を一言一句間違えぬよう話すことが当たり前でした。それをラジオの深夜放送でフリーアナウンサー
の土井まさる等が破って絶大な人気を誇りました。
そんな時代に転任挨拶のとき「みなさんは、プロですからミスを犯さないでください」と話した方がいました。
人間だから許されると思わず、精一杯やった結果にミスったのは仕方ないけど、はじめから甘えを意識を持つなと警笛を
鳴らしたものだと受け止めました。
(焼酎学生) さん へ
大人数でのオーケストラを、生演奏で聴く迫力に酔えてよかったです。 ^^
すみだトリフォニーホールは、錦糸町にあるのでしたか。道理でスカイツリーが近くに見えるはずです。
ハイ、「相田みつを美術館」は、有楽町が最寄りの駅です。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/359cde2d421280baff2faef3cc52e363
帆船は、日本丸でしょうか。水彩画は、筆づかいに勢いがあっておおらかです。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/4e9064bcfc273cccb53d58e215f9ee7c
例えば、「曼珠沙華」のようなタイトルが欲しいです。
カテゴリーが「写真と絵」ですから、題を「写真&淡彩画」にばかりに固定しなくてもよさそうに思え、列挙された
『最新記事』が見映えしません。 お節介でした。 m(_ _)m