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洋画吹替の仕組み

2023年10月01日 | 映画
きょう1日は、映画の日。毎月1日のファーストデーで1200円に割引される。
洋画を見るのに、最近は字幕を読むのが面倒に思え吹替版が多い。
そこで、どのように吹き替えるのかに、前から興味をもっていたのでこの機会に調べてみた。

吹替版が増えた一因に、1つの劇場に多くのスクリーンがあるシネコンの増加があるといわれる。
シネコンの登場で、以前は字幕一択だった上映方法に、吹き替えという選択肢を増やすことが可能になった。
映像を見ながら、同じ目で文字を追うため、字数には限界が生じる。「情報量」という点では字幕の方が不利になる。

映画には、通常、次の3つの音から構成されている。
 SOUND:現場音。役者の台詞など。(=S
 EFFCT:効果音。床のきしみや、自動車の排気音など、現場で収録できなかったり、意図的に後から付け加える音。(=E
 MUSIC:音楽。いわゆるサウンドトラックなどに収録される映画音楽。(=M

 この3つの音が、編集された映像に合わせてそれぞれ別個に作製される。
 つまり、1本の映画に対して、台詞だけ入った音テープ、効果音だけ入った音テープ、音楽だけ入った音テープが存在する。
 この3つの音素材を同時に再生してやれば、通常の上映の形態の音テープができる仕掛けになっている。
 吹き替えの場合は、海外から届いたE・Mのテープに日本側で吹き替えて作製したの音を加えてあげれば完成することになる。

 注)確かに映写フィルムの端には、光学変換された「音」が焼き付けられているのを確認できる。
   いまは、デジタル処理されている。昔の区分処理されてないフィルムは、雑音が入るなどしている。

   

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2 コメント

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Unknown (らいちゃん)
2023-10-01 08:05:51
吹き替えの映画であれば日本映画と同じように抵抗なく観られます。
観客には有難いですが、吹き替えをされる作業員の方は大変ですね。
外国語の口の動きと日本語の口の動きに違和感が生じないように合わさなければいけません。
洋画を観る時にはその苦労を感じ、感謝しながら観る必要がありそうです。

>相変わらずの暑さがつづいています。はやく秋になって・・・
今日から10月になりました。
天気予報によれば、明日からは最高気温が30度を下回るようです。
今年の暑さは異常でしたね。
全国各地で百数十年前の観測開始以来、最も暑い夏だったと言われています。
今週から少しホッとする気温になりそうです。
認知症検査合格おめでとうございます。
引き続き安全運転を心掛けて運転されるようお祈り申し上げます。
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(らいちゃん) へ (iina)
2023-10-01 09:32:35
ご自分で栽培したセロリをペロリと食べられて好いですね^^
手間ヒマかけた野菜を、おのおのの食卓で食べれる倖せを感じます。


> 外国語の口の動きと日本語の口の動きに違和感が生じないように合わさなければいけません。
日本人は、吹替処理はさすがに巧いですから、違和感なく映画を楽しめています。

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