下半身を全体的に補強しながら、関節部の可動チェック等もやっておきました
流石に完成から二十年以上経過しているので、よく見ると所々気になる部分がありました
流石にレジンキャストに、直接ポリパーツが挟まって可動部を形成しているので、製作時にきつめに造っていても、年季によるキャストキットの膨張や伸縮の影響は受けています
製作からある程度の時を経過したキットは、手に取る際は気を付けないと、今回のような惨劇がおきますね
造った当時は、ともかく立体物として見てみたかったので、耐久性までは考えて組んでいなかったです
B-CLUBの可動キットとまではいきませんが、この時代のWAVEの可動キットなので、説明書のままで造っていたら、簡単に転倒していますね。
ポリパーツの変更や部分的な補強は、至る所で手を尽くしております。
脚部のスプリングですが、説明書より長めにしてありました
可動チェックをしてみて分かりましたが、足首を前方に最大限可動させた時に、この長さが無いと抜けてしまいます。
足首のポリパーツの位置も、脹脛との干渉を避ける為と、可動範囲の確保で、かなり浮かせた位置で固定していました。
製作当時に最も苦労した、右手のパイルバンカーです
まず筒部分のパーツが、薄すぎてどうにもならないので部分的に造り直したり、パイルバンカー本体が定位置で止まらないので、新たなストッパーと造ったりと、キットのままでは殆ど使えないものでした。
ここは、完成後から数年後に見直しているので、現状でも綺麗に可動します。
これもかなり苦労させられた、左手のアイアンクローです
三本の爪が連動して開閉する仕様なのですが、ギミック用の爪がかなりいい加減な抜き状態で、引っ掛かるようにする為に造り直したりして、連動させるようにするのに、滅茶苦茶苦労した記憶があります。
この部分は、丁寧に造ってあるので、今でも普通に連動して可動出来ます。
エクルビスの塗装ですが、現状でこのキットとコトブキヤの1/60サイズを造っていますが、本体色は両機とも違った色になっています
この先1/24を造る際の目安として、今回の配色を記載しておくことにします。
パープル60%、シャインレッド20%、インディーブルー10%、ミッドナイトブルー10%が今回の本体色になっています。