お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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●月日 05年12月24日(土)
●目的地 相模川周辺(神奈川県海老名市)
●ルート 自宅~246号線~目久尻川~用田橋から迷走~海老名から北へ~相模原~相模大野のイトイサイクルさん~自宅
●距離と時間 天気 晴れ
       出発 午後1時ごろ
       トータル 44.27km
       平均時速 17.4km
       最高時速 37.5km
       走行時間 2時間32分31秒


のどかな風景のなかを走る目久尻川サイクリングロード

 金目川あたりまでポタリングしようかと前日は計画していたのだが、年末の忙しさのために疲れがでたのか目覚めたのは午前11時。ありゃ~、もう近場しかいけないか。せめて歌川までは行ってみようかとお昼を自宅で済ませて午後1時ごろ出発した。

 「今日は寒いよ」とカミさんが言っていたが、走り出すと太陽が雲の合間から顔を出すようになり、それほどでもない。246号線を泉の森で左折し、桜森交差点を右折。さらにすぐ右折してしばらく直進し、橋の手前の急坂を下りると目久尻川へ出る。

 川沿いの一般道を走り、水車のある北部公園を過ぎると海老名駅の周辺となる。ここまで所要時間は約30分。順調に来ている。

 ダートや一般道を走り続けると、橋の欄干に小さなカッパの像が見えてくる。さらに進むと2匹のカッパがいる。

 河童伝説
 古老の語るところによると
 目久尻川は古くは目穿(くじり)川と記された
 昔々カッパが住んでいて田畑の
 農作物を荒らすのでこれを困った農民が
 カッパを捕まえて
 「これで悪さもできなくなるだろう」
 と言って目をえぐりとった
 これが河名の由来である


 こんな由来をもった目久尻川。そのサイクリングロードは小園橋から始まる。

 何度か走ったことがあるのだが、なぜだか今日はことのほか気持ちがいい。天気がいいせいかな。周囲の田園風景ものどかで、今週の仕事の忙しさでパンク状態だった頭の中をいやしてくれる。

 小園橋から新武者寄橋までが2.3km。新武者寄橋からロードの終点の用田橋までが3.3km。たった5.6kmしかないサイクリングロード。途中までは快適に走っていたのだが、リアのブレーキのワイヤーがゆるんでまったく効かなくなっていることに気がついた。目一杯ブレーキングしても止まらない。ちょっとやばいかな。時速25~27km近くで快調に走ってきたのだが、やむなくスローダウンすることにした。

 終点の用田橋でサイクリングロードを離れ、戸沢橋へ行くことにしていたのだが、どうも道を間違えたらしい。用田橋を右折したところに三叉路があり、迷った末に直進する方向へ進んだ。いやな予感はしたのだがやはりこれが間違いだったようで、厚木方面へ帰る方向だった。

 太陽の位置がおかしいなと思って携帯のGPSで確認。間違っていることに気がつき、田園の中の道を迷走しながら門沢橋付近にたどり着いた。え、門沢橋? そんな橋はなかったよなぁ。戸沢橋ってどこなんだろう。相模川はそこに見えているのに・・・。

 地名は門沢橋で、そこで相模川にかかるのは戸沢橋。帰宅後に地図で確認したところによると、そういうことだった。



今泉の先で発見した鎌倉街道の道しるべ
 迷ってしまって時間をロスし、歌川方面へ行くことは断念。県道相模原茅ヶ崎線を北上し、相模大野を目指すことにした。そこにはBD-1を購入した「イトイサイクル」があり、ブレーキを直してもらうつもりだった。きっとこのくらいは自分でできないといけないのだろうが・・・・。

 246号線を今泉で越えたあたりで右折。別に目的があったわけではないが何となく行ってみることにした。だんだん細くなっていく道をしばらく走ると道は小高い山の方へ向かっている。それを上りきったところに「鎌倉街道」の標識があった。

 へ~、こんなところにも鎌倉街道があったんだ。道しるべには、「鎌倉街道は、今から約800年前に源頼朝によって整えられた武士の都・鎌倉に通じる街道です。市内(座間市)の相模川の河岸段丘のふちをほぼ南北に貫き、道筋には護王姫の哀話をはじめ多くの伝説が残されています」と座間市教育委員会の名で説明がされていた。

 もう一度来いと言われても行ける自信はないのだが、こういったものを発見するのもポタリングの面白さだ。

 この鎌倉街道はすぐ先で県道杉久保座間線と合流してしまったので、情緒を楽しめたのは少しの間だけだった。

 県道を直進すると星谷寺にぶつかる。見たような景色だ。右折すると小田急線の踏切。そして谷戸山公園。車で中央高速へ向かうときは必ず通る道だ。な~んだ。ここに出るのか。

 相模大野へ向かう県道町田厚木線はすごい渋滞。それを横目にスイスイ走ってイトイサイクルへ向かう。

 ブレーキを調整してもらうのを一生懸命見ていたが、「うまくやるもんだな」と感心するばかりで、手先が不器用な自分にはとてもできそうもない。困ったもんだ・・・。

 ブレーキのおかげでスローなポタリングになってしまい走行距離もそれほど出なかったが、のどかな風景の中をのんびり走ったことで気分は良かった。

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