今週は車で法事(母一周忌)のため九州。北海道も暑かったが当然九州はもっと熱く夜も冷えない(それでも都会の熱帯夜はない)。施主の弟が体調を崩し直前入院、甥達が代役を果たし無事行事は終了。母の引き合わせで昨年の葬儀で会えなかった親類にも何十年ぶりかで再会できた。そして父方の家系で何と私が70歳で男で最年長記録保持者になってしまっているようだ(母方では2番目)。どちらも女性は長寿。毎秒毎秒が記録更新になる。
昨年の地震で倒壊した実家はまだそのままの悲惨な状態だが来週にもやっと解体の順番が回ってくるらしい。姪もイタリアより一家で帰国して被災者仮設住宅に身を寄せているので伺ったら最近(前のはTVしか見たことないが)の仮設住宅にはエアコンも付いていて狭ささへガマンすれば快適(?)に一時的に身を寄せれるようになっている。日本では自然災害の被災がいかに多いか、またその対策もそれなりに進んでいることが伺える。
帰路に家内が料理もしないのに大分県の焼き物(小鹿田焼=おんた)を買いたいと言うので日田に立ち寄ることにしたが、道中の阿蘇も大雨と地震でズタズタに亀裂が入り通行不可の道路もある。目的地の小鹿田は2週間前の異常降雨の被災地、通行止めで近づくこともできなかった。幸いにも日田市内の小鹿田焼販売店で目的の物(すり鉢=誰にゴマするのか?)は入手できたようだ。いつもはそこから陶器街道を走り福岡県で九州自動車道に入るのだが今回はそここも通行不可。大分自動車道の日田インターより高速道で帰るが福岡朝倉付近の山の土砂崩れや川の氾濫跡は雨のすさまじさを見せつけている。
何と姪一家もあの大雨の日に福岡空港に直陸して途中高速バスが運行停止になり必死の思いで熊本まで辿り着いたようだ。昨年は地震、今年は大雨、天災大国日本を本当に身をもって経験している。
さて私はしばらくは特に大きな予定はないので家の周りを片付けよう。わが家の更なる復興対策(何から?)だ。が、暑すぎる!