便器設置が終わりトイレタンク取り付けを始めた。説明書はタンクの中に部品とともに見つかった。TOTO製で統一(便器、タンク、ウオシュレット)したので穴の位置など調整は必要ないので簡単なはず(だったが)、組み立て説明書がとても不親切(業者向けか?)で順を追っていても図と部品が一致していない。陶器製タンクは見せかけで樹脂タンクが貯水タンクで中に組み込む仕掛けになっている。組み立て手順書より最終組上がり図を参考に想像を働かして組み立てていく。排水開閉レバーを設置して、2本(大小排水)の鍵玉紐がなかなか切り込みにはまらない。なんとか全部の付属部品を取り付けたがペラペラ樹脂の板みたいなものが2個残ってしまった。タンク内部のトップのカバーだと想像して取り付けたらぴったりだったので間違いない。給水ホースを繋ぎ試運転、事前設置した止水用蛇口がとても有効。すべてうまく機能しているのを確認(側溝へ仮排水)。
次はウオッシュレット取り付け。これは過去に家のトイレ(4個所)に設置経験があるので説明書を読まなくてもできるが、念のため説明書を一通りで確認して先ほど取り付けた便器用タンク給水菅を一旦取り外す。付属の分岐菅を設置してタンクとウオッシュレット給水管を繋ぎ繋ぐ。配線しておいたコンセントに電源を入れ試運転。最初は温水の温度が上がらずオヤッと思ったが2,3度同じ手順を繰り返すと全ての機能の正常運転が確認できた。
IKEAの手洗い(上の写真右)を取り付け始めたら、大型ボルトねじが欠損。元から付属していないのかIKEAに確認するより近くのホームセンターへ走った方が速い。適正(8㎜x80㎜)木ネジを調達して取り付け完了。IKEZUYAらしく6角ボルト頭ネジを狭い場所を下から締め付ける構造になっている。
さて、いよいよ排水管を本宅の汚水管への接続だ。
長さを測ったら15.5mほどあり、ホームセンターで75㎜菅x4mを4本、L型接続菅6個とT字接続菅(点検口)を買い軽トラに斜めに積んで帰ってきた。
トイレ排水側は順調に計算通りに繋なぐ。
ところが最後の汚水管への繋ぎこみで難題に直面。以前の本宅工事(プロ)で75㎜T型接続菅の片方を蓋で栓をした状態になっていてここに繋ぎこむ予定。この蓋をマイナスドライバーとハンマーで無事取り外して簡単接続と思っていたら、何とT接続菅の中に蓋サイズに合わせた75㎜菅が埋め込まれている。これではこちらから75㎜菅を差し込めない。ドライバーやねじくぎなどを入れて邪魔な75㎜菅を取り外そうとするが、接着剤が効いていて外れない。下の右写真を見ても分かるようにT字接続菅右側からすぐ本宅排水が接続され、この場所を逃すと接続が難しくなる。一先ず午前の作業はここまでにする。
昼食に家に帰りインターネットでこのようなケース(接着済み塩ビ管の取り外し方)の解決方法を探すとあったぞ! バーナーで内から熱を加えて柔らかくなったらマイナスドライバーを突っ込みペンチで引き抜くとのこと、さっそく午後一番バーナーを現地に持ち込み試したら大成功(歓喜)(写真左)。
接続完了(右側写真)。
数度通水して問題(漏水)がないことを確認。L字接続が浅いところが2か所あり、外からコーキングで接着補強。
何にもなかったところにトイレができた。
早速、ここの奥さんが前もって用意していた飾りをを置いたり取り付けしたりでとっても素敵なトイレになった。