我が家のヘーベルハウス築30年目になり、何とメーカー(旭化成)が点検に来た。
彼らの本当の目的は、30年にもなるとあちこち手入れが必要になりリフォームの注文を受けることだ。しかしわが家はヘーベルハウスだと気づかれないぐらい夫婦で既に内外を手入れ(リノベーション)をしているので特に大きな問題点はない。屋根(カラーベスト)のふき替え時機が来ていると言われたが、自分でもう2度も塗り替えているし雨漏りはないのでこのままで(もう一度ぐらい塗り替えるかな?)よい。一般的に水回り(風呂、トイレ)の入れ替えが多いようだが、我が家はまだ大丈夫だ。しかし外の水回り点検で、何と下水管接続部分2か所で木の根が入り込み栄養たっぷりで大型たわしよりも大きく成長していた。 排水管の中はまだ少し隙間があり排水はできていたようなのでトイレの詰まりは起きていなかったが、あと2-3年でそうなるところだった。
観察すると接続部分に直径5mmぐらいの根が入り込み、その先で巨大化している。ジェット水流で汚物を流して先の平たいバールで根を切断、取り出したのが写真の怪物。木の根が入り込んだ穴に除草剤を詰め込み、防水セメントで塞いだのであと20年は大丈夫では? これから数年ごとに自分で点検(マンホールの蓋を開ける)を心がけよう。
実は10年ぐらい前にも別の場所で同じようなことが起きた。その時はトイレが排水できず、トイレ下の会所を開けると竹の根が入り込み(隣家から侵入)巨大たわしになり流れを遮っていた。今回の場所は竹の根がないところなので自分で点検してなかったが、近く(1m)にカイヅカ杉がありその根が入り込んだようだ。
修理の途中で面白いことが起きた。防水セメントを捏ねているとき除草剤が少し混ざり、発熱硬化(臭い)が起き出した。多分除草剤(酸)とセメントのアルカリが化学反応を起こしたのだろう。あまりいい臭いではなかったので有害ガスも微量に発生したようだ。もう一度清水でセメントを練り直し、マノール急結剤を添加して隙間を充填する。
他に最近の家周りの作業。
シェイド(キャンバス)の塗装。取り付けて2年ぐらいだが、垂れ下がった部分が日焼けで白くなりみっともないので塗装。
キシラデコール コンゾラン赤が残っていたのでブラシ塗り。きれいになった。
ガーデントイレ用の水道管、配電管埋設部分を石とモルタルで階段風にカバー。あまり深く埋設していないの将来雨で表面の土が流れ水道管露出して凍結する恐れがある。これで雨で土が流れることはなくなったのと、草取り用の足場階段にもなる。
ウッドデッキ下にモルタル。
ウッドデッキを作った時、下の斜面にブルーシートを敷き薪を保管していた。最近薪を殆ど使い切ったので下の砂利(土)が露出してきた。ここも雨で土が流される前にモルタルで(約3cm厚)被覆。ウッドデッキ下の作業なので頭をガンガンぶつけるのでヘルメット着用で作業。セメント(2袋)と砂(セメントの3倍)使ったが、これで安心。
他には近所の土地でユンボを使い竹の根を起こし、植樹の準備手伝いをしている。リースユンボ(バケット0.2cm3)のゴムキャタピラーが摩耗しているので雨が降ると足場が滑り作業ができない。竹(真竹)の根は40cmぐらい下を縦横無尽に伸びている。できたら全部は掘り起こしたいが、斜面強度など考えると表面を掻きとれないところもある。
世間は今コロナウイルスで大騒ぎだ。中国が発生地みたいだが原因も確かな治療(予防)法もまだ分かっていない。人口が増えすぎたのか?
現時点での治療法は、発熱に対する解熱鎮痛剤、呼吸困難に対する酸素投与や気管挿管、脱水に対する補液など対症療法だけだ。コロナウイルスは両方の肺に炎症を起こすので呼吸困難や酸素不足になり持病がある高齢者は死亡に至っている。治療薬として抗HIV薬剤“カレトラ”が効果があると報告があり臨床試験が開始されたようだが、富士フィルム富山製薬のインフルエンザ治療薬アビガンも有望視されている。インフルエンザウイルスは人の粘膜に吸着して細胞内に侵入し、自身の膜を破って細胞中にウイルス設計図RNA(リボ拡散)を放出「脱穀」する。放出されたRNAが細胞内でさらにウイルスを生む「複製」、そのウイルスが酵素の力を借りて細胞の外に出て「遊離」増殖する。アビガンは「RNAポリメラーゼ阻害薬」としての効果がコロナウイルスにも期待され医療機関で臨床試験開始。効果が確認されれば承認薬なのですぐに広く投与できるが、催奇性副作用があるため妊婦には使用できない。
朗報はぜんそくに使う吸入ステロイド薬「シクレソニド」で肺の炎症が改善した例が報告されている。 予防ワクチンも早く開発して欲しいものだ。