この階段はここのご主人がコンクリートのテストピースを貰って来て自分で作られたものだが、私に作り直しを依頼。
本当は上のブロック階段で延長すれば安く早くできたのだが、私が作ったウッドデッキや下の階段(鉄パイプ+樹脂板製)と合わせた方が恰好がつくので同じ工法(そんな大したことではない)になった。
元の階段の形状を生かそうとしたが、高さや幅が均一でないため削り取り鉄パイプで斜度に合わせてフレームを作る。
階段の幅、高さは一先ず図面を描く。幅40㎝、高さ16㎝で6段になる。下から見て左の壁側面にL字アングルで横板受けパイプの受けをアンカーボルトで固定。
右側は鉄50㎜パイプ2本を斜度に合わせて縦ポールに溶接。左の方から水平にパイプ2本(板8枚分118㎝長)を床板受けとしてL字アングル溶接。
そしてやっと床は完成。後は右側に手摺を付けなくてはならない。外灯も頼まれているが難しいところはない。
最初の写真から見るとまあまあの出来栄えでは?
右側のブロックはあまり格好いいことないが、処分に困りここに土止めとして並べるしかなかった。
上のコンクリート階段と幅を揃えなかったのは右側の植え込みの手入れのための出入り口が必要だったため敢えて通路を残す。それでも十分な広さ(118cm)は確保している。
ウオシュレットがまだあまり家庭に普及していないころ、1階2階のトイレ用に家電店で仕入れてきて自分で取り付けた。多分20年ぐらい前かな? 1階トイレをよく使う家内からウオシュレットの温水が出ないと報告があり、コンセントを抜いてリセットしてもやはり冷水しか出ない。これはもう長年汚い辛い仕事ご苦労さまだ。
よく通う(?)コーナンプロで物色すると沢山あり過ぎて迷う。壁付けリモコンタイプが5-6万円、普通タイプ(便座横スイッチ)はメーカー品(INAX,TOTO)で2-3万円ぐらい。それでも安いと思ったが床にアサヒ陶器(聞いたことがない)製の箱が税込み16500円積み上げてある。一般便器設置可能で水道直結型(何のこと?)とある。安いのでダメ元でそれを買って帰り、昨日雨、絶好の便器交換作業日。
市水引き込み止水栓を止めて古いのを取り外す。
新しいアサヒを開梱してトイレ水道管に接続しようとしたら前のウオシュレット接続菅にはそのまま接続できない。説明の「水道直結」の意味が初めて分かる。つまり直結用の水道管(ネジ)に直接取付タイプなので、結局前のタイプの接続菅(マイナスドライバー止水栓式)ではうまく行かない。特に便器貯水タンクへの給水菅の長さと角度が合わない。
これは、水道工事からやり直しだ。
まず元の接続菅を全部外し、蛇口タイプ止水栓をコーナンから買ってきてトイレへの給水管に繋ぎなおす(白テープ)。蛇口を締めて市水給水の止水栓を開放してもしっかりトイレ給水の止水が出来ているのを確認。これで作業の半分以上できたものだ(その先の工事はどうでもなる)。
アサヒの箱に入っていた分岐接続菅を取り付け、便器貯水タンクへの配管は家に余っていたフレキシ菅にOリングを入れて接続。
ウオシュレットの給水ホースを取り付け給水分岐菅に接続。これで全部水回りは繋いだ。
便座を所定の位置に固定、水漏れがないのを確認して電気コンセントを入れ、アースを繋ぎ家内に試運転して貰う。
全てうまく行ったようだ。
やれやれ!これで家内もゆっくり何度でもトイレに通える。
作業のため、1階トイレはほぼ24時間使えなかったが2階トイレがあるのがどれだけ有難かったか!
これで今まで合計7個(他所の家2個)のウオシュレットを取り付けたことになる。すべてメーカーが違うが止水栓付き給水管があればどれでも大丈夫だ。スマートさに劣るが今回取り付けた蛇口止水タイプが一番実用的。