一番上の敷地(キッチンハウス)と本宅との間に山からの湧き水を受けるためにU字溝を埋め、最終的に道路側溝に排水できるようにしている。このU字溝に水がちょろちょろ流れていて、今年は雪も2-3度10cm積り雨も結構降ったので山からの湧水だと思っていた。ところが、晴天が続いているのにこの湧き水が止まらない。以前も経験があるが、この状態は上の敷地内水道配管から漏水の可能性がある。家の中の水を一旦全部止めて、市の給水メーターを見るとゆっくり回転している。上の敷地への給水は庭の散水から分岐しているので、庭散水への止水栓を閉じて市水メーターを見ると、回転は止まった。上の敷地からの流水なので、今度は上の敷地に設置した止水栓(キッチンハウスと屋外トイレ)を閉じて庭散水用止水栓を開放。メーター回転なし。これで漏水箇所は一番上のキッチンハウスと屋外トイレ給水管だと特定。こういうこともあろうかと止水栓を設置していて大正解。
実は漏水箇所と疑われる場所がある。屋外トイレ給水に分岐したところに接続管が集中している。そこをスコップで掘り、配管周りの土を除き通水すると、やはり一つの接続管から漏水。今年2度の寒波があり、家の台所ボイラーや洗濯機の排水管も凍結した。多分その時この漏水箇所20cm先に設置した散水蛇口が凍結して水圧がかかり接続管が弛んだのだろう。これは不良配管工事だ。誰が工事したのだ? 俺だ!
水道工事をやった人は分かるが長いパイプの入れ替えは簡単だが短いパイプは曲がらないため接続管の奥まで差し込むのが難しい(今回漏水原因)。
そこで今度は散水蛇口(T接続管)を取り外すことにした。この散水蛇口は無くても上と下の蛇口から長いホースで散水できる。
写真のように修理(奥までしっかり差し込み接着剤たっぷり)して接着剤硬化に半日置いて、翌日通水。市水メーター確認すると給水メーターは回転していない。
漏水修理完了。今回は接続管の奥までパイプが入っているのを確認済み。
市のメーター点検より先に漏水発見したので、どれだけ漏水したのかまだ未確認。大量に漏水していたらまた市の水道局に減額申請しよう。
後日メーター点検があり通常より倍ほど使用量があった。検針員に教えて貰った水道局に連絡して手続き申請書類を提出したら、電話があり来月分で減額処理してくれるとのこと有難い。
今冬、我が家でも最初の寒波では1階洗面所の蛇口が凍結して半日ほど水が出なかった。洗濯機のお風呂の湯引き込み配管や排水管も凍結。洗面所は配管に断熱材を巻いたので2度目の寒波では凍結なし。洗濯機は同じように凍結。2階台所用ボイラーも凍結したのでお湯をやかんで沸かして食器を洗い、2度目は就寝前に蛇口からポトポト流水して凍結を免れた。近所でも給水管が破裂して修理を少し手伝った(我が家に予備の修理用塩ビパイプや接続管がある)。家のレモンの樹も上部が凍傷で今年の収穫は期待できない。地球温暖化どうなった?それとも今夏が極暑になるのか?