物置製作
U家でウッドデッキ作製、キッチントイレ増築をした。
実はこのU家の工事の経緯は、ここのご婦人がうちの屋外トイレ(下の写真右)を道路から見て可愛い物置だと思い自分の家のベランダに温室風物置(下の写真左)があり、この替りにトイレ勘違い物置を作って貰えないかというのがきっかけであった。下見に行ったら、ご主人(ゴルフ仲間)から家周りであちこち補修が必要なところがあり、そちらから着手してやっと物置の順番が回ってきた次第。
温室風物置はここのご主人に解体して貰った(一部解体の仕方が分からないとのことで手伝う)。
設置場所に置ける物置サイズは幅130㎝、奥行き90㎝、高さ180㎝なので2x4方式で作成することにしたが基礎を除けば家屋を建てるのと同じ構造になる。
問題は上の写真でも分かるように作業する場所がないので、我が家で一旦作成して、壁ごとに解体して持ち込み組み立てることにした。
塗装まで家で行い、壁ごとに解体してあるが重量があり所定の場所に持ち込むのが簡単ではない。ユニック(クレーン車)も近所で借りれるので完成品を吊って設置すれば一番簡単だが、私が吊っても上で受け取り設置するにも経験者がいないと無理なのこの案は断念。
後日、依頼主のご主人(85才)に手伝って貰い、壁ごとにうちの家で軽トラに積み込み、ご自宅(100m離れた)に二人で階段を運び上げる。一番重い正面壁は50-60㎏あったのではないかな、何とか階段20段ぐらい一段づつ運び上げ、所定の場所で組み立てる。組み立てには2x4板とブロックでテコの原理で持ち上げる。
組み立て後、屋根貼り、ドア取り付けなど2日ぐらいかかった。屋根と壁にも防水シートを貼っているのでまるで家(断熱材は入れてないが)だ。
そして完成! ベランダ設置にしたら十分な収納力がある。ここのご婦人の希望の赤いシェードと白い窓枠も取り付ける。窓の開閉はないので、透明のアクリル板(3㎜)をカットして木製窓枠をビス止め。
この家からもう一つ製作を頼まれていることがある。この家の裏側に木製階段があり腐食が進んできたので、ウッドデッキと同じ材料(鉄柱、樹脂板)での作り替えだ。今は暑すぎるので涼しくなってから取り掛かろう。それまでは近所の草刈りだ。