昨年近所で竹伐採や整地を手伝ったことを触れた。
今年も塀、排水溝など設置するのでその手伝いを頼まれた。こちらは暇を持て余しているし、作業に興味がある。
広い土地で半分は傾斜地、傾斜地の補強や整地は近隣の工務店が行うことになっているが、平地の目隠し塀とＵ字溝設置をプロ一名、土地所有者（空調会社）と私の３人がかりで作業開始。
私も塀基礎コンクリート用の木枠をひたすら３０個ほど作製。一個作るのに１０分ぐらいかかるので一時間に５－６個ぐらいしか完成しない。でも完成品の精度には自信がある（あまり精度は必要ないけど）。
後は生コンを入れ、鉄骨を立て、板塀になる予定。
板塀の内側にＵ字溝設置作業もあるが、これも何十メートルとありかなりの作業になる。
私の日常とはまるで無関係だが、今回のトランプ大統領訪日で安倍首相の手腕に感嘆した。
まずはトランプ大統領は日本のビジネス界のリーダーと会談。これはトランプが外国に貿易不均衡是正の猛烈なプレッシャーをかけているが、彼自身それだけでは自国経済が根本的に回復できないことを良く知っているからだ。アメリカ経済（特に自動車をはじめとする製造業）をダメにしたのは自国のビジネスリーダー達で、米国から生産拠点とことごとく中国、メキシコ、アジアと海外移転を進め、安い生産コストで会社の利益率を大幅に改善、利益率に連動した自分らの膨大な報酬を獲得。重要技術がいとも簡単に流出し、自社や自国の将来の発展阻害などお構いなし。
そこでトランプ来日最初に行ったのが日本の大手ビジネスリーダーと会見、ビジネス成功のヒントを得ようとした。彼自身トヨタの社長には尊敬の意も表した。
５－６年前に買った隣接地（１７５坪）は山林で起伏が大きく、家内はこんなデコボコ土地がどうなるのか見当がつかなかったようだ。私は２方向傾斜地だったが、最初から使い道のある土地になると確信していた。まずは上部を切り出し６０坪ぐらいの平地が取れる。そこまで車で登ることができたら荷物の持ち込みや裏から本宅へのアクセスが楽になる。購入した中古ショベルカーで弟に一番先に作業を依頼したのがその登坂道路整地であった。それから自分でコツコツと石垣を組み、登坂道路にコンクリート平板を敷き、その隙間にモルタルを詰め車が上の平坦地まで上がれるようになった。
割れたモルタルをハンマーとバールで剥がして瓦礫を運搬車力丸に入れ撤去。最初から予想はしていたが、モルタルに鉄筋（ワイヤーメッシュ）を入れなかったので割れて当然だった。今回の補修はワイヤーメッシュを入れてモルタルを流す作業である。砂は買い置きがあったので、セメントを２袋買って一輪車の中で混ぜる。本当は砂利を入れコンクリートにすれば良かったが、砂利の在庫がなくモルタルになってしまった。一輪車はとても便利で、混ぜたら移動して型枠にそのまま流し込める。
