エアコン専用コンセント増設してアース線も引っ張った。
これで家電店でエアコンを買い業者に設置して貰えばよい。と思ったがいつも通うコーナンプロでパナソニック製エアコン(一番小さい2.2kw)が税込みで4万5千円ぐらいでセールしている。以前YouTubeでエアコンのDIY設置方法を見ていたので自分でも大概はできるような気がして、そのセット(室内機+室外機)を購入して軽トラに積み込んで貰った。
家に帰り軽トラから一人で降ろすと意外に軽い。特に室内機、室外機を別々にすると重い室外機でも15㎏ぐらいしか感じない。
さてだ、室内機から説明書一式を取り出すと取り付け方法が書いてある。取り付け板にも穴の開け位置、ビスの打ち場所等は刻印してあり一目瞭然。
所定の位置に67㎜径の穴を開けなくてはならないので、ホームセンターで一番安い(2500円ぐらい)ホールソーセットを購入してインパクトドライバーでまず室内側石膏ボードから開ける。ここで気を付けないといけないのは深く開けすぎて断熱材を巻き込まないことだ(以前に何度もこの失敗をしている)。室内側(石膏ボード)は簡単に開いた。
屋外の穴あけ位置を出すのに、室内に開けた穴の中心点から少し下向きにして外の合板、サイディングに5㎜径程度のドリルビットを延長棒(写真右上)に繋ぎ外まで貫通する。
外サイディングはこの貫通穴を中心に67㎜ホールソーで穴を簡単に開けたが、その内側の合板には今持っているホールソーでは長さ(深さ)が足りない(刃の取り付け器具が刃の径より大きい)ので、サイディング穴ををジグソーで2㎜づつぐらい広げて中の合板にホールソーで穴を開ける。
穴が開いたら室内外に樹脂製配管キャップを差し込む。
室内機取り付け板を石膏ボード用アンカービスで留める(一番上の写真)。水準器を使いドレンのため1度ぐらい右下がりで設置。
アマゾンで6500円ぐらいで買った3m配管セットの電線ケーブル(赤、白、黒の3線)を15㎜剥いて表示の位置に差し込む。アース線の取り付け方法が説明書になかったが、アースネジを見つけたので前もって調達していたアース線も取り付ける。
さてこれで室内機を取り付けることができる。冷媒用の配管2本、ドレンホース、電線をビニールテープで束ねて開けた穴から慎重に屋外まで伸ばす。
室内機を取り付け板に引っ掛け室内の作業は完了。
さて屋外に回り室内から伸ばしたドレン、電線ケーブル、冷媒管(2本)を折れないように慎重にL字に曲げる。穴の隙間に粘土パテを詰め虫の侵入防止対策をする。
そして室外機と接続する冷媒管2本を指で回して仮接続して配管化粧キャップに入るように伸ばし、ドレンは地上に着く前でカット(虫の侵入を防ぐため地上につかないのが大事)。
室外機への冷媒菅接続(フレア)は締め過ぎたら割れることがあるのでトルクレンチを使うようにとある。モンキー2本使って80度締めたら良いともYouTubeで言っている人もいたが、ここは大事なところ慎重を期した方がよい。
トルクレンチと真空ポンプがないため、近所の仲のよいYさん(エアコン設置業)の助けを借りた。
Yさんの指示で室内機から出した冷媒管(大小2本)フレアコネクター部分に冷媒漏洩防止スプレーを吹きつけてトルクレンチ(所定の力)で締めつける。大きい菅の方は力を加えても割れることはないらしいのでモンキー2本で回らなくなるところまで締め上げる。室外機へ接続も同じ手順で漏洩防止剤を吹き付けフレア接続。次は配管の空気抜きだが素人ではどうしようもない。Yさんは真空ポンプで配管中の空気を抜き(-0.100pa)、漏洩がないのを確認して2本の冷媒菅を開放して冷媒充満させて接続完了。室内機から伸ばしてきた電線ケーブル(3線)を所定(赤、黒、白)の場所に差し込みすべて完了。
ケーブル配管にテープを巻きキャップ内に収めたら全工事完了。
ブレーカー入りにしてコンセントに差し込み(アースも接続)、リモコンで冷房20度ONで運転確認。一番小さなエアコンなのに5分間運転で室内が冷えてきた。この建物には断熱材をたっぷり入れ窓は全てペアガラスなので冷暖房効率は良いはずだ。
総費用は6万円弱。
キッチンハウスにエアコンが付きました。
夏でも来て下さい。