めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

ほのかなひかり(森 浩美)

2011-05-01 21:28:15 | 本(まあまあ) ま・や・ら・わ行の作者

いいです~♪
どれを読んでも ハズレがないのが、森浩美さん!

ワタシは、たまにありますよ~。
森浩美さんの本を、読みたくなる時っていうのが。
なんというか、心を癒されたいというか、
いい意味で、日本人の持つ心の原点に触れたい時。
うん うん。

でもって、今回は、こちら8編からなる短編集でございます~。
1 聖夜のメール 2 想い出バトン 
3 噛み合わせ  4 リリーフはいらない
5 じゃあまたな 6 ワイシャツの裏表
7 褒め屋    8トイレットペーパーの芯

やられました…。
しょっぱなから。
「聖夜のメール」読んだ時点で、涙腺緩みそーになりました 。 。 。
でも、電車の中だったので、堪えましたが…。
(家で読んでいたら、間違いなく泣いてたな。 こりゃぁ…(汗))

でも、森先生の良いところは、
“お涙ちょうだい”風だけではない作品で構成されている点ですね。
やっぱり、感涙モノばかりだと、
ま、それもいいんですけど、気分的に 「哀 ↓」という感じになってしまうので…。

そこへいくと、
今回、ワタシの1番のお気に入りは、「褒め屋」ですっ!
登場人物のキャラが とても魅力的で和みます~。

これだけの字数で、ストーリーの運び方は、本当にお上手だなぁ…、と感心させられます。
さすが、作詞家さん(作家とどちらが本業…??)ならではのテクニックですね。
森先生の作品は、私立中高の受験問題によく登用されるというのが、わかるような気がします。


コメント
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