いいです~♪
どれを読んでも ハズレがないのが、森浩美さん!
ワタシは、たまにありますよ~。
森浩美さんの本を、読みたくなる時っていうのが。
なんというか、心を癒されたいというか、
いい意味で、日本人の持つ心の原点に触れたい時。
うん うん。
でもって、今回は、こちら8編からなる短編集でございます~。
1 聖夜のメール 2 想い出バトン
3 噛み合わせ 4 リリーフはいらない
5 じゃあまたな 6 ワイシャツの裏表
7 褒め屋 8トイレットペーパーの芯
やられました…。
しょっぱなから。
「聖夜のメール」読んだ時点で、涙腺緩みそーになりました 。 。 。
でも、電車の中だったので、堪えましたが…。
(家で読んでいたら、間違いなく泣いてたな。 こりゃぁ…(汗))
でも、森先生の良いところは、
“お涙ちょうだい”風だけではない作品で構成されている点ですね。
やっぱり、感涙モノばかりだと、
ま、それもいいんですけど、気分的に 「哀 ↓」という感じになってしまうので…。
そこへいくと、
今回、ワタシの1番のお気に入りは、「褒め屋」ですっ!
登場人物のキャラが とても魅力的で和みます~。
これだけの字数で、ストーリーの運び方は、本当にお上手だなぁ…、と感心させられます。
さすが、作詞家さん(作家とどちらが本業…??)ならではのテクニックですね。
森先生の作品は、私立中高の受験問題によく登用されるというのが、わかるような気がします。