ついに読んでしまった…。 ???(汗)
ちなみに、新潮社さんのHP には、このように載っています。
いつかは読むことになるだろうと 思っていたものの…
ほほほほほ(汗)…
結構、メディアで取りあげられたこともあり、興味津々でした。
(が、買わずに済ませる ワタシ… ほほほほほ…(汗))
それで、むしろ副題の方 重視で拝読いたしました。
横浜ニューグランドの超ベテラン・ドアマン 田中さん,似顔絵デカの飯田さん,秋田県のヒーロー・超神ネイガーさん などなど…。
たまには、新書もいいですね。
野地先生のすっきりとした 正統派の文書で、達人たちの素晴らしさが 純粋に伝わってきます。
野地先生・・ 時には、達人の真意に迫るために 身体を張った取材で、ご苦労もされたようですが…。
中でも、警察ご退職後も その腕を買われて似顔絵を描き続けた飯田刑事さんのエピソードには、考えさせられました。
今回読んで 初めて知ったのですが、似顔絵部門の警察官て、試験を潜り抜けた狭き門の職務だそうです。
美大ご出身の警察官も結構いらっしゃると知り、意外でした。
しかし、犯罪に合った被害者から、犯人の特徴を聞き出すというのは、並々ならぬ困難を要するとのこと。
被害者は、それこそショックを受けていて、例えば、痴漢に合った女子高生などは泣き続けていて、話をするどころではないとのこと。
(ふむ… 確かに…)
むしろ、メンタル的なケアが大きく関わってくる職務なんだと、
そーゆー被害者の嘆きを糧に、「絶対、俺の描いた似顔絵で犯人を逮捕する!」という信念で
描くのだと…、魂をこめて 向き合ってこられたそうです。
実際、似顔絵刑事の功績による検挙実績は、結構多いとのこと…。(驚)
これは、描かれた刑事さんが その絵に込めた思いの強さ(魂)の 賜物なのでしょうね。