めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

神苦楽島 [上・下] (内田 康夫)

2011-11-25 22:04:18 | 本(普通) あ行の作者
  
すごっ!
大々的っ → 専用サイト まで。
さすが、浅見光彦っ!
(じゃないか…  内田センセイ。)

ということで、相当気合いの入っている 本作品。
上巻と下巻に分かれているけど、字がとっても大きくて読みやすい~。

最近の浅見光彦シリーズは、正直言って 話が物足りない = 短い(?)傾向にあったので、
今回は、上巻までは とてもわくわくしながら、
(実際、光彦ぼっちゃま→ Fall in love♪ かと思わせる節もあったりしたもので…)
進みました。

…が、
なーんだか・・・(汗)
今回の事件のウラにあるものが、淡路島に伝わる 拝み屋とか、呪いとか… はたまた新興宗教とかだったので、
たえず、殺人= 呪い殺された(?)という発想をしなければならず、
宗教に縁のない凡人のワタシにとっては、あまり・・ という感じでしょうか…。

結局、この物語の“起”の部分
 (光彦の目の前で息を引き取る女性 → ダイニングメッセージ → 「モスケ」)
これが最後まで、(結局、なんだったんだろう…?)と腑に落ちないまま、
“結”に ずるずると到達してしまったような・・・ 
読解力の乏しい ワタシ(汗…)が、気付いていないだけかもしれませんが…。

あと~、 刑事局長の陽一郎サマも、今回、出番が多かったワリには、
なーんか いまいち、 ピンと来なかったと言うか…
そーいえば、 今回は、スミちゃんも 雪江さんも出てこなかったので、
浅見家のコミカルな部分が 見られなかったのは、 ちょっと 残念でしたか。

コメント
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