めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

月読(太田 忠司)

2012-02-06 21:49:34 | 本(まあまあ) あ行の作者

本の帯に、
≪ミステリー?ファンタジー?
 いいえ、青春小説です!≫
と書いてあったとおりの作品でした。

ちなみに、紹介ページは こちら

前半部分の “月読” とか “月導” とかのファンタジー的な要素に溶け込んでからは、
徐々にミステリー色も濃くなっていくにつれて、サクサク読み進み、
あっという間に読めちゃいました。

確かに、高校生が中心人物なので、青春小説のノリも無きにしも非ず…
では、大人にとっては物足りないのか…?
というと、なかなか どうして!

2つの舞台が代わる代わる登場して、同時進行する演出が、事件のクライマックスで取り入れられていたり
緊張感も味わえて、なかなか侮れない作風だと 感心いたしました。

読者にとって、テンポよく読み進められる作品て、
ほんと 取っ付きやすくて好きです。
こーゆー本だったら、読書に抵抗がある若者にも 受け入られ易いんじゃないでしょーか。

太田忠司さん、
今回初めて出会った作家さんですが、案外、いったん注目を浴びると、
トントントーン↑ と人気が出ちゃうんじゃないかな~、と見ましたぞ  ( ̄+ー ̄)キラーン☆
コメント
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