思うに、以前読んで すんごく(強!)よかった こちら のお仲間 ??
→ じゃぁ、読むっきゃないでしょ! と 借りてきたのが こちら。
うん、まぁ・・・
まさに、粋なタイトルの付け方だなぁ~
という感想が、後半部分になるに従って ふさわしくなってきます。
いいんじゃなんですか。
硬派で人望もあるけど、一軍には イマイチ上がれなかった キャッチャー樋口
VS (じゃなくて and!)
正反対の真田。
読むに従って、だんだん真田という人間が 「いいかも ?!」と思えてくる展開は、
さすが 堂場センセイだと思います。
これは、すなわち、真田が完全試合を目指す過程で 樋口のことを見直し、敬意を
抱くにつれて、そんな真田に対して 好感度UP↑ という仕組みに 喜ぶ一読者… (^▽^;)
わかっちゃいても、こーゆー心理戦は 野球の駆け引きに通じるところが あるのでしょうなぁ。
また、同期入団の2人がバッテリーを組むことになるのは、現役の最初と最後だけ
という因果関係が 物語全体のカギとなっていて、単なる おめでたいストーリー
に留まっていないところも、堂場流 ?!
実際に 野球をなさっていたかたが 読まれると、一層 良いのではないかと思いました。