めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

また次の春へ(重松 清)

2013-06-05 22:35:48 | 本(普通) か・さ行の作者

今回の こちら は、あの3.11のことに触れられた 全7作の短編集です。

<所収作品>
 1.トン汁   2.おまじない
 3.しおり   4.記念日   5.帰郷
 6.五百羅漢  7.また次の春へ

この発刊は、2013/3/9 とのこと。
ふむふむ… (´-`) 読む者に、確かにそうですよね… と思わせ、
改めて、現在から2年前日まで 立ち戻りつつ、読ませてくれる作品集となっております。

ワタシは、特に、『記念日』 が気に入りました。
特に、3.11の前のカレンダー…のエピソードに触れられた部分については、
本当に 重松先生の着眼点に驚かされ、このような発想をされたことが 印象深いです。
  >そうか…、 実際に 被害に遭われたかたは、このようにお考えになるのか…
と、この話だけでも 一読の価値があると思います。

あとは、それぞれ お好みで♪
まぁ、 自分としては No.1~4の作品の好感度が ↑↑ ということで。
コメント
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