ふと、ドラマ で放映されていることを知り、大好きな女医さんの話とあって ミーハーなワタシが
早速借りてきたのは こちら です。
さすが、谷村志穂さん、読みやすい!
ごくごく自然な流れで、文章も 言葉遣いもとてもきれいな“純”なノリで、
かと言って、話の展開が なかなかドラマチックで面白くもあり、
行き帰りの電車で、あっという間に読んでしまいました。
ヒロインの滴を、水野美紀さんが演じられたとのことですが、
ふむふむ… 合っているんじゃぁないですかね。
(「踊る・・・」の雪乃さんよりもむしろ…? )
医学部時代の同級生のダンナさんが、国家試験も受けないで 写真家になっちゃったり、
結婚10年目にして やっと授かったベビーの喜びもつかの間の、自身の癌再発…
自分の病巣をエコーで診ながら、進行を目の当たりにしつつ
大きくなるお腹を抱えながら、外科医としての仕事も続けつつ、
自分の死後に備え、ダンナを突き放しつつ 長男を産んで… とまぁ、
キャリアウーマンの最たる華形=女医さんならではの設定で、さらりと読ませていただきました。