ふむふむ…
これ は、なかなか良かったです (^ー^)ノ☆*.。
ということで、書評 も。
捨て子 - 虐待 - 施設 - 児童相談所…
という重いテーマの下、優秀な准看護師として働く弥生が 出会った様々な人々を通して
自分の過去との葛藤…
素晴らしい人との出会いによる影響と、更なる前進…
と、言ってみれば「正統派」の小説でした。
特に、藤堂師長の影響力・存在感は、あっぱれですね。
中脇センセイは、さり気なく 大事な人生観を盛り込んで、読者の興味を引いたり
読書を楽しませるテクを 適宜取り入れられる手法が、ほんとお上手ですよね。
出版社=ポプラ社さんっぽい読みやすさではありますが、なんのなんの…
読みながらも 時折立ち止まって考えさせられたり、読み手の姿勢によっては
なかなか奥深い本だと思います。
ちょうど、舞台も登場人物も 好みの設定だっただけに、ストレートに気に入りました!