出ました!
久々、宮部センセイの“よかった!” 本。
とてもとてもヨカッタのは、こちら。
何と言っても、特設サイト も 特集記事 も、気合いたっぷりです。
今回のは、「三島屋」シリーズ待望の第三巻にして、ジーンとくる奥深い話が多かったです。
特に、ワタシが気に入ったのは、
④小雪舞う日の怪談語り
でしょうか…
盛り沢山の章だし。
でも、このあたりから、後ろに行くほどどんどん引き込まれ=読むスピードUP☆となり、
いかに、宮部ワールドの「思うツボ」になったか… (笑)
いやぁーーーー、実に、宮部ファン(熱い!)としては、この高揚感は嬉しい限りです (>_<)
なんだか、やっぱり宮部センセイは、すごい才能のおかたです!と再認識させられる、
おちかさんをはじめとする三島屋の人々の奥深さ。
今回のは、特に、情感たっぷりでよく練られているなぁ~(唸)と随所で思わせてくれます。
だって、ラストの(宮部ワールドに浸りきった段階)⑤節気顔 では、わたくし…
ジーーーーン…としてしまいましたもの。
ここで、泣きそうになる人ってあまりいないと思うんですけど…、と 振り返れば思いますけど。
おちかさんには、幸せになってもらいたいなぁ。
青野若先生と くっつきそうな匂いもしますが、まだまだ引っ張っていただき、
もうしばらくは このままで楽しませてくださいね。宮部センセイ (^_-)-☆