めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

祈りの幕が下りる時(東野 圭吾)

2014-03-28 22:05:34 | 本(まあまあ) た・な・は行の作者

今回は、加賀恭一郎シリーズ最新作 です。
ということで、ワタシが返却した後にも、依然として238名さまがお待ちです…(驚)。
市内図書館の所蔵が6冊だから、えーと… えーーと…、一体全体何か月待ち ???

ただ、今回のは、なかなか面白いので、読み始めたらあっという間に読んでしまいます。
カバーが何だか、ストーリーにとてもよく合っています。
第一、今回、この思わせぶりなタイトル…、センスがよろしい!
(Oh! 偉大なる直木賞作家センセイに向かって、態度デカっ…)(゜ー゜;Aアセアセ

そして、かんじんのストーリーは、一言で言うと「よく練られているなぁ…。」という感じ。
恭一郎サン&松宮さんのいとこ同士の捜査も、ファンとしてはとても嬉しい設定でした。
なにしろ、直木賞作家が、練りに練ったミステリーなので…、
登場人物も一筋縄ではいかない仕掛けが、施されているものですから…
ワタクシ、読み返しました…。

じゃないと、同一人物なのに 他人に成り代わっているなんてーーーー、
しかも、名前を変えているので、同一人物だと認識するのに 1回サラリと読んだだけでは、
着いていけない…、この衰えた脳機能が・・・・・ ぁああ… (;д;)

まぁ、でも、日本橋の名称や曽根崎心中などのエピソードを絡めてあったり、
単なる娯楽ミステリーよりも、一段高いところの楽しみを味わえるストーリーになっています。

今回の東野作品は、個人的には気に入りました。
コメント
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