めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~(三上 延)

2014-03-23 22:26:14 | 本(よかった!) ま・や・ら・わ行の作者

さてさて、なんだかんだ 4作目 をやっと読むことができましたい。
なにしろ、ファン層が厚い こちらのシリーズ なので、なかなか… 予約の順番がまわって来ないんですの… (T△T)

しかし、巻を重ねるほどに、ビブリアを取り巻く人々の性格や相関関係が発展してくるので、
ますます目が離せません…。
単に、娯楽ミステリーとは言い難いほど、結構、深くなってまいりましたし。

今回の4巻は、実に 進展がありますねぇ…。
しかし、栞子の母上は、完全に悪役のポジション… ??!
ここが、どうも… ワタシとしては敢えてこのような流れを設定されている、
三上センセイの意図が 気になります…!!

完全に、栞子 VS 智恵子 の対立形勢だしなぁ…。
ただし、大輔くんが 2人に着かず離れずの距離感で携わってきていることからも、
結論を急がずに、じっくり楽しませてくれるお考えなのかな… ?♪という気もして、
先は気に成れど、三上センセイのペースを楽しませてもらっています。

まぁ、今回のエピソードで、ヒトリ書店の一郎さん…、
もとい、井上店長がビブリア書店を嫌悪していた部分のうち、少なくとも栞子さんに対しては
見る目が変わってきたのは、嬉しく思います。

遅ればせながら、「5巻」が発刊されていることに気付き、慌てて予約を入れたところ、
44人待ち…。
ま、 気長に待つとします。
コメント
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