なるほど…
これ は、あらかじめ知っていたら 絶対に読まない官能小説のジャンルでしたか…。
でも、さすが 小池センセイ、読んでいくにつれてどんどん“小池World”に引きこんでくれまして、
だんだんと 抵抗ある官能系ということを忘れて、結構楽しませてもらいました ( ・∀・)
ちなみに、内蔵されている7編とは、
1. 鍵
2. 木陰の家
3. 終の伴侶
4. ソナチネ
5. 千年萬年
6. 交感
7. 美代や
以上です。
まぁ、… いずれも それなり~~~に、アダルトな男女の 表面化しないむしろ“大人の世界ゆえの”
裏面と言うか、“察してやってください調”(?)というか… の男女の心(+身体)のかけひきと営みですね…。
まぁ、官能小説「系」ですから。
その点、No.7 なんかは、私はおもしろかったと思います。 が、怖いです…。 女って・・(汗)
この辺り、小池センセイの筆力=「さすが!」という感じで やっぱり 7編の中では、最も好きでしょうか。
あと、No.6 あたりも ヘンなひねりがない分、純に伝わってきて 逆に印象的でした。
7編の中では、気に入った方です。