めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

翔ぶ少女(原田 マハ)

2014-09-21 22:23:56 | 本(泣けた~) た・な・は行の作者

いやはや… (/□≦、) はや…
これ は、・・・ 。・゜・(つД`)・゜・。 泣けまっせ…

薄ーーーい本なのですが、 「深い!」本です。
原田センセイの 想い が凝縮されて、
こんなに 愛溢れる 胸打たれる御本が誕生したのですね… (つェ⊂)

薄くてほんと、一気に読めてしまう1冊だけど、なんだか たくさんの大切なものを
もらえる本です。

ゼロ先生,イッキ,ニキ,サンクと、祐也先生や ゆい姉,妙子さん達に、
佐々木のおばちゃんや昭江さん、それから本当のお父さんとお母さん(阿藤夫妻)達の天使組、
みんながそれぞれに、悲しいあの日の早朝の出来事と その後の事情を抱えながら、
前に向かって進んで行くストーリー。
うまく言葉にすることはできないのですが、あの日から 三兄弟が生きた10年を通して
たくさんの悔しさや 人の優しさなどが、本からあふれ出てきます。

タイトルどおり、最後にはニキちゃんの力が 危機突破の決め手となるのですが、
まだ希望に向かって続いていくエピローグも、とてもイイ感じで、まだまだこの
「No.0~4 + etc」の未来を見守っていきたい… そんな気持ちで一杯です。
コメント
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