めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

憎悪のパレード : 池袋ウエストゲートパークXI(石田 衣良)

2014-09-23 22:26:55 | 本(まあまあ) あ行の作者

ワタシ、年甲斐もなく…
やっぱり、IWGP 大好きなんですよね~~~ (; ̄ー ̄A アセアセ

やはり、今作=11作目 ともなれば、1作目(1998年刊行)からの“熱い” ファンだって、それなりに歳を取り…
マコトやキングに抱く思いも 当初からは、変わってきていることでしょうね…(しみじみ…)
なんてったって、石田センセイが この世に IWGPを生み出されてから 16年(!)もの年月が経ってしまったのですから。
キタ━━━━o(*´∀`)○━━━━━!!

まぁ、…
確かに、これだけ 歴史があれば、多少の「当たりハズレ」が…
なきにしもあらず ですが、今回は 4編ともなかなか良かったです。

1. 北口スモークタワー  (テーマ= 脱法ハーブ)
2. ギャンブラーズ・ゴールド  (テーマ= パチンコのゴト師)
3. 西池袋ノマドトラップ  (テーマ= ノマド:定住しない遊牧民)
4. 憎悪のパレード  (テーマ= ヘイトスピーチ)

特に、No.1については、まさにタイムリーで ビックリ。
(No.4にも関係しますか…。)

しかも、この事故= 中国から働きに来ている 勤勉で親孝行のお嬢さんが… お亡くなりになったんでしたね…。
中国から お父さんがいらして、泣き崩れていましたものね… (´_`。)

石田センセイって…
こういう世の中が訪れることを 予見していらしたのでしょうか ?!
と、思いたくなるような 鋭いご視点をお持ちだと、つくづぐ 今作で思わされました。

だって… (ワタシは、どういうストーリーだったかさえ、忘れてしまったのですが…)
クーちゃんを お母さんが引き取って養女(マコトの妹)にしたのだって、結構 前ですよね ?
現代こそ、こういう世の中で 中国や韓国に対する概念が、堕ちるところまで堕ちていますけど…
かつては、それこそ 「韓流ブーム」とか 新大久保だってあの賑わい(← 我が家も行ったぞ~♪)でしたし…。
それが、今や もう、No.4 のとおりではないですか。

でも、池袋は大丈夫!
Gボーイズが 守ってくれていますもの (σ´∀`)σ
大好き!

だから、石田センセイ、まだまだ 続けてくださいね。
きっと、ファンの想いは(年甲斐がないだけに…) 熱い! と思いますよ~~。(笑)





コメント
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