めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

はるひのの、はる(加納 朋子)

2014-11-02 22:26:51 | 本(うーん…) か・さ行の作者

加納センセイ、ご体調は落ち着いていらっしゃるのでしょうか… ? 
( ;´Д`)
まぁ、でも… こうして刊行されているということは、きっと 良好なのでしょう!
良かった~~。

さて、2001年に発刊された 初作 から、月日の流れは早いもので、なんともう(!)10年以上も経ってしまったのですね。
2作目は大好きな こちら で、いよいよ 今作 です。

いやはや…
今回は、なんだか なんだか…(ゴメンナサイ!) 一言で表すと… ツギハギ!!
彡(-_-;)彡
うーーーん…
立て続けに、『てるてる…』から読んでしまったせいか、この落差は…否めませんでした・・。
正直なところ…。

まぁ、 加納センセイ、あれだけの ご闘病 をされて、社会復帰のかたわらでご執筆をされたのですから
並大抵のことではなかったでしょう・・。 体力的にはもちろんのこと、精神的にも。

ご自身でもあとがきに謳われていたとおり、そのご事情が背景にあったこと、そのためストーリー自体にも
そのあたりのカラーが出たこと、…
ということで、今回は ファンタジーミステリー性が各章に強調されすぎて、本来の自然体の佐々良の癒しが
薄れてしまったように感じました。

それに…
まさか、ユウスケの結婚まで行っちゃう(=こんなに駆け足でシリーズ終結…)とは思っていなかったので、
最後は 「あらららら…(脱)」と、かなり残念でした。
ハッピーエンドが浮足立ってしまい、後味が かえってあまり良くなかったかも… il||li_| ̄|○
コメント
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