垣谷センセイ、大好きです。
垣谷作品は、さすが 安定のおもしろさ d(>_・ )グッ!
文章、内容共に辻褄が合っていて 実に気持ちよーーーく読めるので、ついつい図書館の書棚において
“垣谷チェ~ック♪” しちゃっています。
気楽に読める親しみのある内容なのに、正統派。
かつ、問題提起型。
↓
ということで、読むたびに 読者に何かを考えさせてくれたり、「よっしゃぁ!」と奮起の素を
プレゼントしてくれたり…
今回の も そうでした。
本当の本当に…(汗)
今回は、介護問題がテーマだっただけに…
ミョーに身に積まされ、大変距離感の近い作品でしたね (・・;)
そして、被介護者の心理もえらく的を得ているし…
それに、東洋子さんはもちろん、宝田ファミリー1人1人の考え方や態度なども、
“確かに…、皆それぞれ わかるわぁ!!” と納得させられてしまう位、当の東洋子さんには
気の毒だが うまーーく表現されていると思ったし。
とにかくまぁ、… キャストそれぞれの存在感が感心する程 意味を成していて、
垣谷センセイって 本当にすごい! とても良かった
中でも1番良かったのは、これらの経過が意味を持ったまま結末へ向かったところでしょうか。
だから、ハッピーエンドで 読後感も いとよろし。
いわば、私めのもっとも好きなパターンにまとまった作品でした。
(= ̄▽ ̄=)V