初めて読む福澤センセイの 作品 です。
いやはや、なんのなんの… ( ・∀・)ノ
初めての作家さんって、ワクワクの期待感はあれど、
自分の中では “極上”の池井戸作品や百田作品、隠蔽捜査シリーズ(今野作品)に対する、高揚感には 及ばない…、
ちょいと冷静なとっかかりで向き合うもんですから、
・・・
ヘ(* – -)
って…
一体全体、なーにが言いたいのか ? と 申しますと…
「まさか、こんなにイイとは思わなかった!!」
ハイ。
(福澤センセイ、大変失礼しました。)汗)
いやはや、計画的な痴漢冤罪という理不尽なカタチでハメられた、妻子思いの良きパパ(友永)に降りかかる、心が折れそうな惨い実態。
かたや、運命のいたずらか ?
正義を貫こうとする、清き新人警察官、真人。
プラス、かつては 敏腕弁護士で名を轟かせ、古希を過ぎてからは、妻にも離縁され 身寄りもなく、心も荒み 世捨て人1歩手前の五味。
それぞれの境遇も立場も違う男達が、真相に迫る過程と、
それぞれに降りかかる試練も丁寧に描かれていて、途中、読者を全く飽きさせません。
しかも、本当に身近で起こりそうなことが 問題提起の要素も含みながら、のらりくらりと展開していくので、興味を持ちながら惹き込まれていく…
といった感じで。
(*ゝノ3・)
読後感も爽やかで、ケリも付いて すっきりした、言わば 私めが最も好む “納得、爽快、満足”型の作品でした。
福澤センセイ、良かったです!
ファンになりそうです。