めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

わたしの良い子(寺地 はるな)

2022-07-11 20:23:36 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

これこっち にも載っていました。) はっ・・・
良かった。。。
なんというか… 読みながら じわじわと良さが伝わってくる、スルメのような作品だった…。

いやぁーーー(唸)
すごいよ。 寺地センセイって。
ここまで 読み手の心をガッチリとつかんでしまう深さからすると、もしや 児童心理の専門家? とも思ったが、
そうではないみたい。
小説家の取材力、掘り下げる力って、本当にスゴい・・・

でも、なんというか…
これって、まるで川の流れの如く、自然に身を任せて読んでいくと スルリスルリとこの寺地センセイの創る本の世界に入っちゃう・・
読みやすいので、お若い人向け?とも思いきや、大人の心理とか 駆け引きも巧くて、どんどん惹き込まれてしまう…。
それでいて、随所に 子どもの視点から 大人がドキっとさせられるような部分や、本気で考えさせられる部分もあったりして。

椿ちゃん、朔、この設定、大いに感動!
老婆心ながら、オバチャンから一言。
お若いみなさま、
将来を担う未来ある 若者のみなさま、来たる夏休みにこの本をぜひ読んでみてください。
きっと、それぞれの胸に響くものがあると思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする