今回の作品は、なかなか良かったです。
主人公のあすわちゃんが、結婚目前にして、恋人から突然の婚約破棄をされ、ドン底に・・・
そこから、立ち直っていくまでの過程を描いたストーリーです。
あすわちゃんは、ごくごくフツーのOLさんで、
結構どこにでもいるよーな環境に置かれているのですが、
“実は、このこと自体が いちばん恵まれているんだよ!”
ということに気付かされるまでが、ごくごく日常起こりうるエピソードとして綴られています。
それだけに、背伸びしないで、ごくごく自然に進展するというか、
読み手側も、等身大の気合い(?)で読めるので、
読み終えてみると、ミョーに心地良いという感じでしょうか ・ ・。
宮下奈都さん、
たまたま過去に読んだ こちら や あちら が、イマイチだっただけに、
全く期待をしていなかったのですが、良い意味で裏切られました。
ただ・・・
最後に ひとこと 言わせてもらっていいですか…?!
この表紙の すごい味のある絵は、ちょっと… (汗)
一体全体、どーゆー意図で…?! (汗)
申し訳ないが、これは ちょっと ないんでない…??!(泣)
やっぱり、特に表紙の絵はねぇ ・ ・
い、イメージが… (ブツブツ…)