めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

【新聞】 本1冊に匹敵~(泣)

2011-11-12 21:21:44 | 本(泣けた~) あ行の作者
読売新聞を ご購読のみなさま、
今日の朝刊の「くらし」(23面)の投書『ぷらざ』を、お読みになりましたか…??

・ ・ ・ も、も、… んもぅ ・ ・ ・
この 小さい欄だけで、なんだか本1冊に匹敵するほどのエピソード
。・゜・(/Д`)・゜・。うわ ぁ ぁ ぁぁん
思わず、カテゴリー= “本(泣けた~)” に入れてしまいました。

引用できる記事がないかと探しましたが、残念ながら 見付かりませんでした…。
僭越ながら、紹介させていただきますと 。 。 。

岩手県ご在住の 49歳の女性からの投書なのですが、

昨年のご自分の誕生日に ご自分のお母様が、ケーキを用意してくれたとのこと。
しかし、そのケーキが 自分のお好みとは少し違うものだったために、思わず「え~。」と 口走ってしまったそうです。
お母様は、目も悪く お体も丈夫ではないのに、一生懸命歩いて娘のために買って来てくれたケーキだったのに…。

また、別の年には、本好きの娘さんのために 図書券を用意してくれたのですが、
(こんな歳にもなって…)と、素直に喜びを伝えられなかったとのこと。

しかし、今年の3.11の あの地震で、お母様はお孫さん(投書のご本人の娘さん)を車に押し込み、
「生きろ」「バンザイ」と叫んで流されていったそうです・・・。

そして、今年の自分の誕生日には、携帯に残っていた 亡きお母様の番号に電話をかけ、
「産んでくれてありがとう!」と おっしゃった、と結ばれていました。

・ ・ ・ ・ ・
ワタシも 似たようなことがあるだけに、共感すること しきり…  o(TヘTo) クゥ
ものすごく、胸に突き刺さりました。
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年下の男の子(五十嵐 貴久)

2011-11-11 23:23:02 | 本(うーん…) あ行の作者

こりゃぁ、ダメだ。 (怒)
ちょっと・・・
結末ひど過ぎ!
物語のデキが どーこーじゃなくて、人間のモラルとして、ワタシは こーゆーのダメです。

・ ・ ・ ・ ・
と、ノッケから 思いっきり辛口で、すみません…。

ただ、概ね、ベテランOLの晶子さんと 14歳年下の児島クンとの話のいきさつが良かっただけに…
残念!  実に、残念!!

現に、ワタシ、最後から3ページ目か 2ページ目か…
そこらへんまでは、こちらの本= いいぢゃん! と評価していただけに、
この あまりの落胆ぶりと言ったら・・・  _| ̄|○ 

晶子さんほどの 聡明で分別のある レッキとした大人が、
はたして、実際に あーゆー行動を取るでしょうか??? (疑問!)
大和撫子魂は どこ行った~?!(叫)

(怒)…
悶々…    う゛ーーー~  o(*>д<)o″))
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【つぶやき】 すごーーい!明子ちゃん。

2011-11-11 20:55:30 | その他(雑感)
すごかった~~
感動っ!

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯。
SPのトリは、鈴木明子chan。
出だしの3回転―3回転の連続ジャンプを 見事に決めて、素晴らしかった~~。
会場の興奮が伝わってきたーー (熱)
明子ちゃんからも、オーラが出てた…。

解説の八木沼さんが、うまいコトをおっしゃってました。
「なんだか、この音楽が 鈴木選手にぴったりと言うよりは、
 鈴木選手の身体から この音楽が生まれてくるようですね ♪」と。
(↑ ちょっと違っているかもしれんが…、まぁ、 こんなニュアンスで。)

いやーーーー
感動した   (。p゜ω゜q。) ゜+。:.

明子chanは、時に、 不思議な力を発揮されますね。
バンクーバーでの、あの 素ん晴らしい演技からもらった感動 。 。
覚えていますとも!
もぅ、 正直、順位は 二の次だと思う位に、マジ 熱くなりましたもん。

ということで、
演技が上手くいって、思わずピョンピョン跳ねる明子chanの背後で 思いっきり喜ぶ長久保コーチ、
いやーーー
実に 良い絵を見せていただきました。

ありがとう。
明日のフリーも、がんばって~!
フレー フレー ♪ A・KI・KO ♪
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家日和(奥田 英朗)

2011-11-09 22:22:17 | 本(まあまあ) あ行の作者

先日読んだ こちら が、あまりに面白かったので、
速攻で借りてまいりました(汗)。

こちらも、おもしろかった~~~♪
期待を裏切りません。
特に、うまいなぁ~ と思ったのは、「家(うち)においでよ」ですね。

私は、「我が家の問題」の方から読んでしまったので、
てっきり 奥田センセイの“家シリーズ” は、『主婦目線シリーズ』 なのかと思っておりましたが、
そんな中で、この「家に…」 は、働き盛りのおとーさん目線で キラリと光を放っているような気がしました。

ウチのダンナも こんな一面・・ 絶対にあります!
我が家は、お互いの事には あまり干渉しない、結構 好き勝手やっている夫婦ですが、
実際に 自分の城が手に入ったら、とことん築き上げちゃうタイプと、妻は見ております。
うんうん。

あと~、
そのひとつ前の「ここが青山(セイザン)」も、とってもよかった!
これぞ まさにまさしく ワタシ好みの話で、登場人物が みーーんな イイ人ばかり。
ほのぼのする一話でした。

奥田先生の“家シリーズ”、今後の発刊が 楽しみ~♪
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おかえり。5ねんぶりの生協の白石さん(白石 昌則)

2011-11-07 22:10:47 | 本(普通) か・さ行の作者

もう5年も前になりますか…
『生協の白石さん』 ブーム。
あれから、白石さんもご異動され、環境も変わり、現在は こちら の店長さんをされているとのこと。

ちなみに、こちらの本を一目みるなり、「いかにも、ポプラ社製っぽいなぁ…」と思ったら、
然り でした。(笑)
この表紙、とっても気に入ったのですが、
よぉ~く見ると、“ひとことカード” の裏面を活用されているのですね。
(芸が細かっ!)
そーすると、こちらの 男性にしては あまりに綺麗な御手+タイトル は、白石さんご本人なのかな…?
と思ったり…。

なお、中身のスタイルは 5年前と変わりませんが、
今回のは、大学生ではなく 社会人になられた方からの カキコミが中心となっています。
“ひとこと” だけに、的を射ていて 鋭いキリコミに対して、
ほんわかとユーモアなコメントを返す、白石調は健在。
ただし、学生に対するお答えとは違い、 社会人に対する ピリっとした苦言も含まれていて
この辺の比較も 楽しませてもらいました。

ちなみに、生協の白石さんのお姿が公開されている 記事 を発見!
予想したとおりの お方 です。(爽)
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帝国ホテルの不思議(村松 友視)

2011-11-05 23:21:53 | 本(まあまあ) ま・や・ら・わ行の作者

これは、よかった!
同じ、“帝国ホテルもの” と言えど、以前読んだ こちら とは、また だいぶ違った感じでしょうか…。

なにしろ、お書きになったのが、 今回は、直木賞受賞作家の村松先生。
従って、ものすごく歯切れの良い文章で、わかりやすいったら ありゃしない。
一発で、村松先生の文章のファンになってしまいました。

今回、取りあげられているのは、実に 20名もの、プロの方々。
みなさん、帝国ホテル = ニッポンの顔 という伝説を創り上げられてきた プロ中のプロばかりですから、
1編ごとに 勉強になることばかりです。

言わば、自分の職責 = その方の人生観そのもの って、いうスケールになっていて、
これほど、自分の職場に誇りを持って 我が身を捧げる企業(?)って、他にあるのかなぁ・・・
と、正直思ってしまいました。

中でも面白かったのが、最後の最後にトリを務められる 椎名さん(施設・情報システム役員)。
帝国ホテルって、自給自足が原則なんですって (驚)。
だから、帝国ホテルで発明されて、商品化に至り、国内外のホテルにおいて普及したものが、
結構あるらしいですよ。
中には、椎名さんが かつて、胃カメラを飲んだ時に ひらめいた 読書灯とか…(笑)。

なにしろ、(実際泊まったことがないもので、わからんのですが)帝国ホテルには、ワタシが想像していた以上に
ポジションが細々と分かれていて、 それぞれに その部門のプロがいらっしゃるようです。
そして、奥深い “職人魂” が集結して、ホテルの風格を築かれているんだなぁ~、 と 圧倒されてしまいました。

実のところ…
この本を携えて 帝国ホテルに潜入し、「あーー、○○さんだ~!」と、本人探しをやってみたくなります(笑)。
だって、みなさん、とっても魅力的なんですから!


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悪党(薬丸 岳)

2011-11-03 23:21:01 | 本(よかった!) ま・や・ら・わ行の作者

ハッキリ言わせていただきます。
これは、いいです!

ハッキリ言いついでに…  もひとつ 言わせていただきますと ・・・(汗)
何かと話題になった こちら よりも、よっぽどイイです。
(ファンの方、申し訳ないです…。
 タイトルが似ているばかりに、ついつい 引き合いに出してしまいました…。
 ご無礼を お許しくださいませ。)

もともと、薬丸先生の 江戸川乱歩賞受賞作の こちら が大、大、大好きなので、
かなり、薬丸先生びいきのワタクシ…。

そうでなくても、今回のこちらの本も、一気読みしたくなる 推理小説でした。
(実際、一気に読みましたとも。 おもしろくて 止まりませぬ…。)
本好き人間としては、一気読み本に出会うと、この上ない 幸せを感じます~。
今のワタシ→ 眠いけど、相当 シ・ア・ワ・セ っす ♪  (z z z …(汗))

なお、本書の詳しい内容は、こちら をご参照くださいませ。
薬丸先生の お姿を拝んだどころか、肉声(!)も拝聴できます。
まだ、お若い(← 強調! ← じ、実は… ワタシと同年代のようです…。)のにねぇ~。

そもそも、ワタシが薬丸先生を好きなところは、
 1.起承転結が はっきりしていて、いかにも 明朗爽快!
 2.“救い” がある。 (← これは大事ですっ。 特に、ミステリーにおいては。)
 3.情 がある。

そんでもって、今回のは(はっきり言って、前述の 『天使のナイフ』 は、あまりにも前に読んだので 中身を忘れてしまった…(大汗))
登場人物に、茶目っ気があるところが、気に入りましたなぁ~。
例えば、これって 主人公(佐伯クン)の上司= 木暮所長のキャラなんですけど、実は奥が深いんです。
ひょうひょうとしていて 一見???なんですけど、結果的に人間デキてて 魅力的・・・
こーゆー人物を長いスパンで創り上げられる 薬丸先生の力量にゃ、 まさに感服いたしました…。

あと、
O宮とか K越とか、地元の地名が出てくると やっぱり嬉しいもんです。
(確か、『天使…』も やたら馴染みのある土地が舞台だったような…。 ← 完全に失念…(汗))

何だか つらつらと書いているうちに、
ますます、『天使…』 を読み返したくなってキタ~ (焦)。
でも、薬丸作品って、発刊されてしばらく経ってからも ひそかなファンが存在しているらしく、
なかなか書棚で お目にかかれないんです。
これって、なかなか得難い特性ですよね。  ふむふむ。

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不等辺三角形(内田 康夫)

2011-11-01 22:11:47 | 本(うーん…) あ行の作者

なかなか借りられなかった、こちらの本…。

市内図書館の所蔵が、ちゃんと3冊あって、しかも発刊が2010年4月だから 決して新しいとは言えない…
という、本来であれば すぐに手に入るだろうとタカをくくっておりましたが、
待てど暮らせど、返却本がない・・(汗)。
やっと、やっと、わが家からの最寄りではない館に返却されたのを知り、ゲットに至りました…(嬉)。

ということで、これだけ苦労して手に入れたからには、さぞかし おもしろい光彦さん! なんだろーな ♪
と、勝手に 期待大!

ちなみに、大人気の浅見光彦シリーズともなると、このように asahiさんに記事が掲載されるのですね。

内田センセイのように、話のパターンが定着している推理小説というのは、
安心感があり、これはこれで別の楽しみ方ができるというもの。
ワタシのような 「なんだかんだ言っても、浅見光彦でしょ ♪」 というファン層は、侮れませんね…
内田センセイ (笑)。

ということで、そもそも、当該シリーズについては、楽しみ方が他の本とは違うのですが、
ちょっと… 今回は、平凡っちゃぁ 平凡だったでしょうか…。
光彦さんも 以前から比べると、“守り” に入っているよーな気が…  なきにしもあらず…?!

そんなわけで、ワタシの感想も、事件や犯人そっちのけで、…(汗)
 へぇ~、 名古屋の喫茶店では、コーヒーにクッキーが付いてくるんだ~ ♪(← 良心的)
 とか、
 へぇぇ~ 名古屋の喫茶店のコーヒーって、(全国的に見ても)おいしい♪ んだ~
 とか、…
 おぉ…、 先日の上司の出張先のお宿って、まさにまさしく このホテル じゃん!
 (しかも、小説の中に書かれていた駐車場とかEVって、本当に こうなってるんだ~(驚))
 とか  とか…  (汗)

ははははは…
たまには、こーゆー 楽しみ方をしても よろしいですよね…?! 内田センセ。…(汗)


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