めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

チェインギャングは忘れない(横関 大)

2012-10-10 22:30:54 | 本(よかった!) ま・や・ら・わ行の作者

出ました。 一気読み  (≧∀≦)
いやぁ~
これ は、おもしろかった。

まぁ、 正直言って 修二の存在は ダミーを用意しなくても、真っ向勝負で行ってくれた方が
ワタシとしては好みなんですが…。
あと、黒木刑事の件も ちょっと“ありえないだろー ?” とツッコミ入れたくなりましたが…

でも まぁ、
多少のツッコミどころはあるにせよ、 これらを遥かに上回る位、良かったです!
航平と 修二(2)との絆は、読んでいて ちょっと胸が熱くなりました。
優等生でクールな航平が、人間らしいというか、子どもらしい一面を表せるのって
修二(2)のキャラの賜物ですのもねぇ。

修二(2)って、料理も上手だし、腕力も強いし、ものすごく優しいし
ワタシは、むしろ この2人のやり取りが大好きだったので、
安藤優作の種明かしは、ちょっと残念だったかも・・・。

でも、チェインギャングは どうやら、続きそうですね。
なにしろ、修二(1)が そのようなセリフを匂わせているし、
早苗&航平親子の今後も 気になるし…  o(゜ー゜*o)(o*゜ー゜)oワクワク
美香ちゃんや野際くん,力也&武史コンビも レギュラー陣として、定着してもらいたいキャストです。

あ、 そうそう、
これだけは、最後に書いておきたいのですが、
今回 1番笑えたのは、クライマックスに登場した 富樫運送のトラック。
しかも、“天上天下唯我独尊”ステッカー付!! (爆)
素晴らしい。  やった。  決まった! (9 ̄ー ̄)9

さすが、富樫運送。
ますますのご繁栄をお祈り申し上げます。(笑)
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「お客様の幸せ」のためにディズニーはまず「おそうじ」を考えた

2012-10-08 22:51:39 | 本(普通) あ行の作者

最近、ディズニーの企業本が 数多く出回っているので、今回は こちら を借りてみました。

そうです。
結婚してから、ディズニーには 2回しか行ってない… (ノДT)アゥゥ
(だって、遠いんんだも~ん…)
のですが、あの 「しゅぱぱぱぱぱー」 という おそうじ芸には、目を奪われておりました。

今回、読んでみて、昼間のおそうじ隊のご尽力のみならず、閉園後のホージング(大放流の総水洗い)
に携わるナイトカストーディアル勤務に、何百人もの人が夜を徹して就かれているとのこと。
そして、各所のドアノブを1本1本磨き上げ、便器の隅々まで 徹底して清潔感にこだわり、
どこを 赤ちゃんがハイハイしてもOKな環境を、創り上げているとのこと。

このホージングは、台風や雨天でも 絶えず行っているのですが、年に1日だけ実施できない日があり
プロから見ると、ホコリだらけで見るに堪えない景観なそうで・・・
さて、この1日とは 一体いつでしょう~??

σ( ̄^ ̄)?
にゃるほど。
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ポニーテール(重松 清)

2012-10-06 23:09:07 | 本(まあまあ) か・さ行の作者

ワタシにとっては、今回 久しぶりの単独重松作品ということで、こちら を読みました。
(実は、峠うどん よりも前に読んでいたものの、ブログに書いていなかったのでした。)

やっぱり、重松作品は Σd(ゝ∀・)イイッ!!
しかも、短編より長編の方がイイ!

陰と陽
(波の)引きと寄せ
とも言うべく、「対称」の描き方が なぜこんなに上手いのか・・??!

揺られる電車の中で訪れる睡魔に 見事打勝ち(笑)
ワタシは、この本を読みたい欲求を貫き通しましたとさ。
という、重松先生の魅力が 表れている作品でした。

実は、いったんは「よかった!」のカテゴリーに入れたんです…。
しかし、『きみの友だち』と『ステップ』をこよなく愛するワタシとしては、
まだまだ これからも、素晴らしい作品を多く この世に排出していただきたい!という願いを賭けて
敢えて、「まあまあ」のカテゴリーに入れてしまいましたとさ。

でも、それほど、これまでの「よかった!」のカテゴリーの作品と比較しても
遜色ないとご理解いただきとうございます  d(。ゝェ・´)
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化合(今野 敏)

2012-10-04 22:18:14 | 本(まあまあ) か・さ行の作者

図書館の本棚で見かけると、どーーーーーーぅしても 手に取ってしまう、今野作品。
ということで、今回は、まだ読んでいなかった こちら です。

まぁ、 今野作品は はっきりと
 ・いい!   ・まぁまぁ   ・イマイチ ?
に大別されるのですが、確かに“当たり” もあるので、ついつい発刊されると
読まずにはいられましぇん。
ぬわはははは

そして、今回は、 ズバリ 「まぁまぁ」辺り では ないでしょうか。
今回のテーマ→ 「検事の冤罪」という、まさにまさしく 斬り込まれた姿勢は、
今野センセイ お見事、 あっぱれです!

そうなんです。
個人的に、菅家さん(足利事件)や 村木さん(厚労省)に対し、甚だ 心を痛め
憤りを感じていたもので  ゛(`ヘ´#)

ですので、所轄のベテラン刑事 滝下とコンビを組むことにより、
多くを学ぼうとする、若き捜査一課のルーキー 菊坊の姿勢あっての 活躍は、なかなか
心地よい展開でした。
今回の捜査一課の面々に対しては、なんといっても “課長の とっておきの作戦”に、称賛の気持ちを表したいですなぁ。
やはり、今回の見せ場は あの場面しゃぁ ないでしょうか。

また、滝下刑事が、菊川に対して 言ったセリフ 「いい刑事になるよ。」も、実に ワタシ好みの演出でして。
(^ー^*

これは、どうやら 科捜研というカタチで シリーズ化するようですね。
三枝&菊川コンビを また違った側面から、滝下刑事がサポートするのかな…。
ん~~、  楽しみ♪
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トリガール!(中村 航)

2012-10-02 22:25:37 | 本(泣けた~) た・な・は行の作者

いや~~~~~~
これ は、よかった !
実に、よかった  ・゜゜・(TT∇TT)・゜゜・
正直、こんなにイイとは 思っていなかったもので…
(ゴメンナサイ。)
それだけに、反動(ついでに、涙腺も…)全開です。

あぁ、 中村 航さんは、ずぅーっと これを書きたかったんだな、と思いました。
鳥人間コンテストに挑む大学生が、いろいろな側面から 支え合ってひとつの目標に
向かって邁進する・・・
なんて、なんて、 青春なんでしょう!
爽やかなんでしょう!

パイロット班に託された重圧・課題を 坂場先輩が、圭が、ゆきなが伝えてくれて、
そして、名機アルバトロス号の制作や飛行を100人もの部員が裏方で支えてくれた、
もぅ もぅ もぅ… (涙)
中村センセイの熱い想いが伝わってきました  (Tーヾ)
ほんと、 いい作品です、これは。

文中に、ウチの近所(というほど近くもないが、まさにワタシの通勤途上)が出てきたので、ビックリ。
そして、中村センセイのご出身校を知り “なるほどね~” と納得。
どおりで、鳥人間用飛行機の構造やメカニズムに お詳しいハズです。
工学部門なんぞ門外漢なワタシにも、わかりやすくておもしろく書かれていました。

次回の「本屋大賞」は、これでいきましょう!
何とぞ、よろしくです ( ̄人 ̄)
って、どこへ言えばいいの… ?
ははは




 
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