めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

子育てはもう卒業します(垣谷 美雨)

2015-07-10 22:20:24 | 本(普通) か・さ行の作者

え~~と、…
すっかり 垣谷作品“中毒”と化しております… ここ最近の傾向。。。

しかし、やはり 好みの問題というか 若干 波はあるようで…(汗)
今回の は、ちょーーーーっと 今ひとつでしたか…
ρ(´ε`*)

大学時代の仲良し3人組が それぞれ就職をして、恋愛をして、結婚をして、出産をして
それぞれの家庭環境により 3人ともそれぞれが悩みつつ、他の2人の境遇を羨ましく思いながら、
子育てをしていく… この過程を歴史刻みに短編仕立て、3家族のエピソードで構成された
中身となっています。
まぁ、なんだかんだ 3者・3家族それぞれに事情を抱えながらも、付き合いが途切れることなく、
ずーーーっと 綴られているので、ゆるゆると1冊読み切る感じでしょうか…。

言い換えれば、結局、自分達(=母親達)が 50代終盤で 子どもたちが20代後半となるまで、
3人のエピソードが入れ替わり立ち代わり進んでいくので、…
ダラけ気味かなぁ…(?)、若干… という気も…   (_Д_*)

まぁ、しかし、 これはあくまでも好みのモンダイなので、
最終的には 垣谷作品らしく、ポジティブに 爽やか色にまとまっています。
この辺りは いいですね。

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七十歳死亡法案、可決(垣谷 美雨)

2015-07-05 22:21:19 | 本(よかった!) か・さ行の作者

垣谷センセイ、大好きです。
垣谷作品は、さすが 安定のおもしろさ   d(>_・ )グッ!

文章、内容共に辻褄が合っていて 実に気持ちよーーーく読めるので、ついつい図書館の書棚において
“垣谷チェ~ック♪” しちゃっています。
気楽に読める親しみのある内容なのに、正統派。
かつ、問題提起型。
  ↓
ということで、読むたびに 読者に何かを考えさせてくれたり、「よっしゃぁ!」と奮起の素を
プレゼントしてくれたり…

今回の も そうでした。
本当の本当に…(汗)
今回は、介護問題がテーマだっただけに…  
ミョーに身に積まされ、大変距離感の近い作品でしたね  (・・;)

そして、被介護者の心理もえらく的を得ているし…
それに、東洋子さんはもちろん、宝田ファミリー1人1人の考え方や態度なども、
“確かに…、皆それぞれ わかるわぁ!!” と納得させられてしまう位、当の東洋子さんには
気の毒だが うまーーく表現されていると思ったし。

とにかくまぁ、… キャストそれぞれの存在感が感心する程 意味を成していて、
垣谷センセイって 本当にすごい!  とても良かった

中でも1番良かったのは、これらの経過が意味を持ったまま結末へ向かったところでしょうか。
だから、ハッピーエンドで 読後感も いとよろし。

いわば、私めのもっとも好きなパターンにまとまった作品でした。
(= ̄▽ ̄=)V

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明日の子供たち(有川 浩)

2015-07-04 22:08:44 | 本(泣けた~) あ行の作者

ちょっと、ちょっと、ちょっと(!!)ですね…
もぅ  もぅ  もーーぉ(!!!)ですねっっ…
これ はっっ  ノ)゜Д゜(ヽ
一気読みです!

3回…、(いや、もっとかも…)は 泣けます!!
。゜゜(つД≦。)°゜。

くぅぅ~~~(泣)  ちくしょーーー!
有川センセイよぅ…
こんなに イイ話を書きやがってよーーぅ…  (。≧ω≦)ノ
てな感じで、男泣きです・・・

いえ、ワタシは女ですが。 (爆)
この本には、乙女チックな涙でなく、渋いオトコの涙を誘う…
(なんかハチャメチャですが) こんなニュアンスの感動が待っています 。。。

一つ目は、イノッチ(猪俣先生)と アッコに…
二つ目は、杏里に…
そして、三つ目は 梨田先生と 奏子に… (at “日だまり”) 
やられますとも…。
ええ。
 (/_≦、) くぅ…

ワタクシめ、もともと有川センセイのファンならではの 新刊チェックは怠らないものの、この作品に限っては 全く予習なくして(=どういう話だか、テーマでさえも何も知らなかった。)読み始めたもんですから、いつも以上に 度胆を抜かれ、そこかしこで 有川センセイのすごさに興奮しまくりーの、 感動しまくりーーの、 でした。

そして、そして、どんどん この本が愛おしくなってしまいまして…
いつもは 読了→ 即返却 に行くのが習わしなのに、まだ手元にあります…(汗)
(返却期限まだまだ猶予あるため、目下 慈しみ中・・・)

有川センセイ、このような出逢いをもたらして下さって、本当に 本当に(!!) ありがとうございます。
(涙)←男の…

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マリコ、カンレキ!(林 真理子)

2015-07-03 22:55:19 | 本(普通) た・な・は行の作者

このところ、忙しいクセに 通勤で読んだ本たちは溜まる一方で…(汗)
かと言って、この書感をブログにアップできないまま…(汗)
自分の記憶力から 読んだ本の記録が消し去られるスピード感は、イキの良いままで…(汗)
この悪循環を 認識しつつ焦りつつ、ストレスが溜まるという…(涙)
実に精神衛生上、よろしくない 今日このごろ 。。。
(゜ー゜;Aアセアセ

もはや、「書感」ではなく 「書印」(=感想ではなく 印象の記事)となることを お許しください。(汗)

ということで、今回は こちら です。
マリコさんが 週刊誌に連載されている、これぞ 林作品!というところの エッセイ集。

やっぱり、毎度感じるのですが、・・・
時折 登場する、マリコさんのダンナさま。
登場頻度や 登場時間は 決して多くはないのですが、かなーり 端的に的を捕えていて 登場効果が光っているキャラです。(笑)

時に、ダーリンのブラックなご発言を通して、マリコ一家の様子が垣間見られて 楽しいです~。
あと、マリコさんと ダーリン= つくづく相性ぴったんこ(!)と思わされますよ…。 
(ムフフ)
“やっぱり、マリコさんにして このダーリンだわ~♪” と、思ってしまうのは、ワタシだけではあるまい…。 
(ムフフ)


まぁ、お書きになるのは マリコさんだからして、多少は脚色されるのでしょーが、
ダーリンには これからも毒を吐いてもらいたいですな。(笑)

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