女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

究極の選択

2011-06-11 | インポート

 

  「あんたっ、私と義母さんどっちが大事なん(どっちとるん)」

関係がぎくしゃくしている夫婦間で嫁から旦那に向けて発信されてきたであろう愚問。

  いわゆる嫁VS姑問題

この類の問題を取り上げるTV番組で「離婚カウンセラー」なるコメンテーターが、

 「こういう場面で嫁を選択しないようなマザコン男はダメ」

と鼻息荒くコメントする。

 そもそもの問題で言うと、「どっちが大切か」そのものが愚問両方大切に決まってるやんそれでもこんな質問を投げかけてくる嫁側の心理は、自分と姑との間に入ってどっちにもいい顔をしている旦那への失望感、こんな人に自分の将来をかけていいのだろうかという不安、この人本当に自分を守ってくれるか?愛されているのか?を確認することで安心したい・・・ が複雑に入り混じりこんな愚問をはかせるのだろう。

 昨日はある飲食店のマスターが認知症を発症した母親の介護のため別居し、離婚調停にはいっているという話を聞いた。

   賛否両論あるだろうが、

私は、こういう場面で躊躇なく「親を選ぶ」男がいい。誤解がないように付け加えておくが、決してマザコン男奨励派でもないし好きでもない。

 ではなぜ「親を選ぶ男がいい」か?

 母親とは「子供を自らの体内で育み、命がけでこの世に送り出し、一人前になるまで育ててくれたかけがえのない存在」。どれだけ感謝してもし尽くすことはない。その代償が「あんたじゃなくて嫁をとる」こんな不義理な男は信用できない。

 

 それ以前に「こんな愚問を嫁に言わせるような男に問題がある  んちゃう?

なぜなら、その男に対する「信頼感」「安心感」「尊敬」の気持ちがあればこんな愚問は不要だし、好きになった男の親には感謝し大切にしようと思うはず。結果として、嫁VS姑の問題なんておきるはずもない。

 

 毅然として「男としての責任を果たす男」「できた・賢い女」がつく。要はその人の器しだい

 これは夫婦の問題に限ったことではない。女性社員を上手く活用できるかどうか?これもその会社のトップや上司の器にかかっている。