女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

自分らしさを表現する

2012-08-24 | インポート

岩元です

先日の社内での社長と中村の会話

中村:「社長、就職活動をしている女子学生の髪型は黒髪を後ろで束ねているほうがいい

    ですか?」

社長:「いや、似合っていればいいよ。今なら重そうな黒髪でなくていいよなんで?」

中村:「内定決まった女子学生が『内定決まったから、やっと髪を切れます

    と言っていて、理由を聞いてみると

    『ショートヘアが好きだったけど学校の就職支援センターから

    就活生の模範の髪型が黒髪を後ろで束ねているものだったから

    切れなかったんです』って言っていたので・・・」

社長:「それは、似合っていることが一番だろう

という内容

 

その時「あぁそうだったのかと思った。

実際に 私自身の就職活動の時に、リクルートスーツを買いに行った先でも

「就職活動では黒もしくは紺の無地のスーツにするべきだと言われ、

学校からもらう配布物でも「髪型はこうあるべきだということが書かれていた

色々なところからの情報によって『就職活動の際の型』が作られ、

大勢の人がその型に沿ってしまうからこそ、就活生に個性がなくなり『みんな同じ』にな

っていた

けれど、就職活動においても「自分らしさ」を表現してよかったのだ

いや、表現するべきだったのだ

採用する側は、『みんなが同じ』を望んでいなかった

 

私は就職活動で大切なことは自分の価値観や考え方をしっかり知り、表現することだと思っていた

でも、実際には考え方や価値観などの『内面的な部分』だけでなく、

自分自身が周りからどんな風に見えていて、それが自分らしいのかや、

どんな髪型やメイクなどが自分に似合うのかなどの『外見的な部分』も知って

表現するべきだったのか

 

「いや・・・でも待てよ」と私の思考は続き

それではカオスになってしまう・・・服装も髪の色も髪型も何でもありでいいのか

それでは、やはりおかしい・・・

もし、説明会に自分らしさを表現するからと言って赤いスーツでこられたら、

確実に「常識のない人」と思う

 

そこで私の頭はもう一度「あぁそうだったのか

自分らしい髪形や服装は多くの人達が模索しているところだけれど、

その「自分らしさ」を「ビジネス社会に適した範囲内」でどう表現するのか

考えることも就職活動ですべきことだったのか!

周りを不快にさせないような「身だしなみ」の範囲内で「自分らしさ」を表現する

これを就職活動中の少しでも考えていれば、今が楽だっただろうに・・・と思いますが、

後悔しても仕方ないので、まだまだしっかり模索していきます