女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

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同窓会シンドローム

2011-05-21 | インポート

  「同窓会~ラブアゲイン」というテレビドラマが放送されたことがきっかけで巷で「同窓会(シンドローム」が話題になっている。

  同窓会シンドームという概念は以前からあった。主に40代後半から「同窓生との人間関係を大切する」意識やそれに基づく行動傾向のことを指す。昔の人間関係を大切にすること、なつかしく思うことは決して悪いことではない。昔話をしながら飲むお酒は楽しく、時にストレス発散につながる。しかしながら、同窓生との関係が強くなりすぎると、「現実(の人間関係や課題)」との対峙を避け、自己を正当化するための逃げ道になることになりかねない。

 「シンデレラシンドローム」「ピーターパンシンドローム」(シンドロームではなくコンプレックスと呼ぶこともあるが)など「~シンドローム」は好ましくない現象や行動傾向につけられる。同窓会シンドロームも例外ではない。

 同窓生とは、共によき時代を一緒にすごした同士。当然様々な共通点があり共通の話題がある。また、(今更)自分をよく見せる必要がないため、自分をさらけ出すことができる。無理しなくても自然な自分を受け入れてくれる土壌がある・・・。

 会社や家庭で人間関係がうまくいかないとき、仕事で行き詰って閉塞感を感じているとき、同窓会に参加すればそこに自分を受け入れてくれる仲間がいる。と思うと、受容されたくて、ついついそこに足を運んでしまう気持ちはわからなくはない。

 だって、そこにいると「楽」だもの。

 きばらなくていいもん。

 わかってもらえるもん。

 受け入れてもらえるもん・・・・。

 カウンセリングやコミュニケーションを学ぶためのセミナー、自己啓発系セミナー、異業種交流会にはまる(=依存する)心理と似ている。

 

 同窓会をきっかけに恋愛にはしる男女が多いという。身近にもいる。その心理をある心理学者が

「安心感と刺激」

という2つのキーワードで表現していた。

この解説を聞いて思った。

(もしこの解説通りならば)私は同窓生とは恋愛関係には陥らない(と思う)。恋愛に何を求めるかはひとそれぞれだけど、少なくとも私は恋愛に「安心感」は求めない。安心感が得られる環境で恋愛感情は沸いてこない。

 受け入れてくれる人に受けとめてもらう環境ではなく、受け入れられたい人に受け入れられる環境を自らつくる。そうでないといろんな意味で自己成長はない。

 

 恋愛だけでなく、仕事も同じ・・・。

  

 


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