明るい苦労人ぎぢえちゃんから、頼まれたものがあって、そのお引渡しついでに、「じゃ新年会でも????」とお誘いいただき、われらが毒舌女王目力けいこさんと、女子力フォーエバーのanchanとで、中華料理の「MASUKI」に行ってきました。
お店の入り口で、ぎぢえちゃんの顔を見た途端、頼まれていたものを忘れて来たことに気づく(爆)
何のための新年会か???と、大ボケ具合を反省しつつ、立て替えていたお金だけはちゃっかりもらって、肝心のブツを渡さないオニ女は誰????あっ、私か。
お料理はどれも評判どおり。出てくるたびに、うわぁ、美味しそう、と驚きがありました。
スタイリッシュで、お品が良い。新感覚中華料理、というジャンルになるんでしょうか。場所が分かりにくいので、4人のうちの過半数が、迷子の末、たどり着きました。
最初の前菜の盛り合わせで、ハート鷲掴み。
中華の前菜の定番といえば、棒棒鶏に、キューリの甘酢漬ですが・・・・・そんなのは無い!!全く無い!!見たことないものが、6品出てきました。
奥様が説明してくださいましたが、誰も覚えきれず。1人くらい覚えとけないものか、というくらいに4人とも覚えきれず。
鰯のピーナッツオイルなんとか、卵の紹興酒なんとか、ターサイのおひたし(これはさすがに覚えた)、白菜のマスタード漬なんとか・・・・・それぞれに味が違う6品でした。
ここは、あえての青島ビールをセレクト。薄口かと思ったけど、意外にフツウのビールだった。
ウニとホタテの春巻き「ウニッ!!」と、全員目の色を変えるが、まるごとのホタテの存在感に、ウニがちょっと負けとった。ホタテがでかい、でかい。食べごたえありました。
金華ハムのスープ。下仁田ネギ、ここでもホタテ、つぶし長芋、と食感の違う食材が、どっさり。なんとも、滋味深ーーーいスープ。寒い日に、芯から温まる。
柚子チリ味の海老チリ。お店ならではの、贅沢なお皿の余白使い。家庭では、この皿に4品は盛り付ける、との発言に、全員うんうん、とうなづく。もちろん、海老はぷりっぷりよ。
豚の角煮は、花巻(蒸しパン)を添えて。角煮が、ぷるんぷるん、と揺れた。
・・・・・こんな劇的な角煮を前にしながら・・・・・・・私の目を奪ったのは、コスタ・ボダのガラスプレート!!。
草花の透かし模様のULLAシリーズが大好きだったのに、いつのまにか全部割れた・・・・雑な私にはガラス食器は、鬼門なもんで(涙)
中華料理のお店で、北欧のガラス食器に出逢えるなんて!!よし、またコスタ・ボダ揃えるぞ、と決意しました。
魚のひと皿は、鯛のガーリックオイル。にんにくの香りが立ち上がってました。
パクチーが出てくると、必ず「パクチーが好きか、嫌いか」と、場を二分する話題になりますね。
私は平気なんだけど・・・・・・ここで、anchanが「カメムシの成分とパクチーの成分って同じなんだって」なんて衝撃的なネタを披露してくれたので、ふと思う。「じゃ、私は、いまカメムシ食べてるのか・・・」と。
ワケギの中華粥。いままでに、食べたことないお粥でした。こんな中華粥食べたら、インフルエンザで寝込んでも、タミフル無しで、一発で治る気がします。
定番の杏仁豆腐のデザートで〆となります。
寒い日だったので、オプションでホットの中国茶を頂きました。高い位置から注ぐのがお約束。
美味しい料理を食べながら、人生イロイロお聞きして、みんな弱音を吐かないな、と感心しました。いろいろ経験してきた女性は、強がらないのに、ハートが強いわぁ。いたってフツーのワタクシ、みなさんを見習おう。