Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

やさしさグルグル

2016-03-12 | カルチャー

広島ブログ

行正 り香さんは、本業は料理研究家ですが、私は、彼女の書く文章が大好きで。
彼女の料理エッセイ「やさしさグルグル」を読んでいたら、なんだか自然に涙がじわり、と出てきます。
あたたかくて、強くて、こころ優しい。
子育てに、家事と仕事との両立に、精一杯頑張ってる人、悩んでいる女性に、読んでほしい言葉が、溢れています。

                        

彼女の考え方や、感じ方に共感することが多くて、ページをめくりながら「あっ、私も。同じ、同じ」と心の中で、小さく拍手するのです。

り香さんが、雨の日に聴きたいアーティストは、カーペンターズ、ラフマニノフだって。
わたしもーーーー!!カレンの声は、湿気のある空気の中で聴くとたまりません。

り香さん、大好きな本を二冊だけ持っていけるとしたら、宮本 輝「錦繍」と、カズオ・イシグロの「日の名残り」を持っていくって。
わたしもーーーー!!!私も「錦繍」を何度読んだかわかりません。心がささくれだった時に、美しい文章が、心のひだに滲み入ってくれるのです。

苦しい時に見る映画は、「ノッティングヒルの恋人」「ブリティウーマン」だって。単純に、笑って、泣いて、心をリセットするって。
わたしもーーー!!!「ノッティング・ヒルの恋人」を何回見たことか。ジュリア・ロバーツが輝くばかりにキレイだし、ヒュー・グラントの情けないハンサムぶりが最高。

自分の好きな本、好きな映画、音楽を、好き、と言ってくれる人がいたら、それだけでも嬉しいのに、ましてや好きだなと思っている人が、自分と同じものを好きだと知ったひには、「きゃ~~ソウルメイトに逢った」ぐらいの気持ちになります。

ということで、この本、世の働きものの女性たちに、ぜひおススメします。
とりあえず続けてみよう。最初から「両立」ではなく、片足ずつ順番に立ってみよう(by 行正 り香)←この1文、まさに私の子育て時代のモットーと同じ。
世の後輩ママたちに伝えたい言葉です。

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